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撮影談話

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野球撮影を振り返って言語化しています。
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#東京六大学野球

【撮影解説】神宮 秋の西陽×宮海土

ずっとAPS-Cセンサー機を使ってきた私ですが、2021年春からフルサイズセンサー機を使い始めました。 そのカメラを使って取り組んでいるひとつが、思いっきり寄った画角にならない、望遠に頼りすぎない、ちょっと引いて、余白があって、それでも被写体が際立つ、綺麗な写真。 普段から様々な方が撮影なさるスポーツ写真を見ていて、やはり「引きで撮れる方は素敵な写真が多い」に辿り着くんです。 望遠は圧縮効果で色々とごまかせちゃうな、って思うこともありまして。もちろん、それで思い切りクローズ

【撮影解説】ラストシーズン×18×中川颯

私が立教野球部で初めて撮ったアンダースロー。1春のオープン戦から、どう写したら彼の魅力を引き出せるのか、4年間ずっと考えて試行錯誤を繰り返してきました。そして、私なりの答えが、この1枚です。 今回の1枚 【球場】明治神宮野球場 【試合】2020.10.25 東京六大学秋季リーグ戦 【選手】立教大 中川颯投手(コ4・桐光学園) 【カメラ】Nikon D500 【レンズ】AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED 【設定】300mm ISO400 f/5.6

【撮影解説】手塚周×江藤勇治

惜しくも都市対抗北関東予選で敗退したスバルから、手塚周投手(2020卒・福島)が日立製作所に補強され、都市対抗に出場することが発表されました! 立教大学同期の日立製作所・江藤勇治内野手(2020卒・東海大菅生)とチームメイトとして東京ドームへ臨むこととなり、楽しみですね! というわけで、今回は同じ北関東地区で戦うライバルチームの2人の様子を捕らえ、SNS上でも反応が多かった1枚をご紹介。今回はおまけもあります! 今回の1枚 【POINT】 ・同じベンチサイドでかつての

【撮影解説】雨×リリース×田村伊知郎

梅雨空が続いて嫌になっちゃいますね。 早くカラッと晴れないかなと、太陽が待ち遠しい季節です。 間隔が空いてしまいましたが、今回は雨の日の撮影について。 どうしても暗いので大変ですよね。 そんな時に気をつけたことを話したいと思います。 今回の1枚 神宮のマウンドが雨でグチャグチャでした。 【POINT】 ・雨で暗くてシャッタースピードを稼げない ・でもピッチングのシーンを切り取りたい 【球場】明治神宮野球場 【試合】2016.10.08 東京六大学野球リーグ戦 【選手

【撮影解説】夕陽×影×浦大輝

秋の神宮、三塁側から射す西陽。 この光を知ってしまったら、この時間がずっと続けば良いのに、って思ってしまいます。 今回の1枚 【POINT】 ・バックネット裏から「ド順光」 ・背景にできた影で被写体を引き立てる 【球場】明治神宮野球場 【試合】2018.11.01 東京六大学秋季フレッシュトーナメント 【選手】立教大 浦大輝投手(高松商高) 【カメラ】Nikon D500 【レンズ】AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED 【設定】300mm ISO4

【撮影解説】守備固め×冨永魁

ここまで良いペースで更新してきて早くも第5回です。 今回はようやく?神宮球場かつ大学野球の写真を選びました! 今回の1枚 【POINT】 ・誕生日に守備固めで出場した選手 ・1イニングしかない出場機会、サードを狙え! 野球って面白いことに、守備が変わったところにボールが飛ぶものですよね〜。 【球場】明治神宮野球場 【試合】2019.05.25 東京六大学リーグ戦 【選手】立教大 冨永魁 内野手(桐蔭学園高) 【カメラ】Nikon D500 【レンズ】AF-S Nik