【ポケカ】ロストレシラムデッキ備忘録


はじめに

初めましてこんにちは、シュウと申します。
今回かなで杯さんに参加させていただき、そこで使用したデッキを備忘録的にまとめていきたいと思います。
今大会で僕が握ったのは、『5色ロストレシラム』になります。
数あるデッキの中からこのデッキを選んだ理由、それは『火力の高さと取られるサイドの少なさ』にあります。
アメイジングレシラムはパワーとコスパの両立具合が魅力ですが、エネルギーが炎雷悪と従来では要求が高すぎて非現実的なポケモンでした。
それをメインに据えるのを可能にしたのが、ロストアビスにて追加されたロスト関連のカードです。このデッキは、ロストシステムをフル活用してアメイジングレシラムでVSTARポケモンを倒そう!というコンセプトになります。

デッキレシピ

デッキコード:4cca8a-JfqAev-Dx88Ga

各カードについて

ポケモン

・レシラム(2枚)
このデッキのメインアタッカーです。上述通り、炎雷悪の3枚をつけると270ダメージを叩きだす恐るべき非ルールポケモンです。
メインアタッカーなのですが、こいつが戦うのは主にVSTARとVポケモンのみになります。HP190~280のポケモンを倒すのがレシラムの主な役目です。
というのも、こいつは270与える代わりに自分にも60ダメージを負います。HP120で自傷60となると、2回技を撃つと自滅します。
つまるところ、サイドを1枚しか取れないポケモンをレシラムで殴るとめちゃくちゃにコスパが悪いです。
それどころか、ヤミラミを前にすると2枚取りされる危険まであります。
なので使わないシーンではとことん使いませんし、使ったとしても使いまわすので2枚しか採用していません。メインアタッカーとは?

・キュワワー(3枚)
このデッキを回すキーパーソンです。先攻でも後攻でもこいつから始まるのが理想です。
序盤は特性のはなえらびでロストと手札を肥やし、回収ネットや逃げで別のキュワワーと入れ替わりどんどん回します。
本当は4枚欲しいところですが、枠が無いのと4枚使うことはないので3採用です。

・ウッウ(2枚)
デッキのサブアタッカーその1。ロストが4枚溜まってると110ダメージをエネ無しで放てるというすごいヤツ。
後攻1ターン目からロストが4枚溜まることはザラなので、いきなりバトル場にいるメッソンやキュワワー、メロエッタなどを狩りに行けます。
サイドに落ちると厳しいのと、非ルール同士の対面になった時は積極的に使用するので2枚採用です。

・ヤミラミ(1枚)
デッキのサブアタッカーその2。ロストが10枚あると好きなようにダメカンを12個ばらまける素敵なヤツ。
その性能から、使うのは後半になります。主にベンチにいるシステムポケモンを狩りながら打点調整をするのが役目です。
ウッウでは倒せないHP120ラインのヤレユータンやビーダルを倒すこともできます。
また、効果であるためコオリッポなんかも倒せます。

・カビゴン(1枚)
デッキのサブアタッカーその3。相手からの効果を受けず、HP150かつ3エネで180ダメージ出せるニクいヤツ。ダークファンタズマ収録のどっすんグースカのやつです。
HP150なので、ミラーなどでウッウの殴り合いになった時に挟むことでワンパンされません。
技のどっすんグースカは使うと眠ってしまいますが、なにより1発で沈みにくいのは利点。
ダメージも180と高く、うらこうさくインテレオンを一発で倒しかつ相手のアクアバレットでは沈まないので、パルキアを誘い出すことができます。

・イベルタル(1枚)
デッキのサブアタッカーその4。なんでも気絶させるずるいヤツ。
要求エネルギーは炎超悪無無と多めですが、ミラージュゲート2回と手貼りで解決します。
イベルタルはHP290以上の相手と戦うために必須になります。最近の環境だとキュレムVMAXやミュウVMAXを一撃で沈めてくれる頼もしいポケモンです。
キュレムはモミ、ミュウはサイコジャンプがあるので、2回殴るのが有効ではありません。そんな相手を問答無用で倒すので、一気に試合の流れを変えられる可能性を持ちます。
炎悪超雷水の5色を付けてのアメイジングデスは盤面映えも最高。
それにしてもサブアタッカー多すぎないか?

・かがやくゲッコウガ
最近高騰が進む、このデッキのかがやく枠です。炎メインなんだからリザードンじゃないの?って声もあるかもしれませんが、レシラムとリザードンで役割が被り気味なのでドローソースになるゲッコウガを採用しています。
ゲッコウガとキュワワーでデッキを4枚めくれるのは単純に魅力的。最近噂のエンペルトVの特性でもかくしふだは止まらないので便利です。
そして、ゲッコウガの技げっこうしゅりけんは相手ポケモン2体に90ダメージを与えます。これがとにかく強い。
ジメレオン2体やキュワワー2体などを狩るとグッと有利になります。このためだけに水エネを積んでいます。

・マナフィ(1枚)
このデッキの守護神。いないと負けます。
HPが少ないポケモンが多いので、げっこうしゅりけんやキョダイレンゲキなどからデッキを守る役目を持ちます。
今の環境だと、相手のパルキアやかがやくゲッコウガが見えた瞬間ベンチに置いていいでしょう。

・ファイヤー(1枚)
レシラムの270ダメージを10上げる脅威のカードです。登場当時は「10ダメージ上げて何になるんだよ~」なんて思いましたが、10ダメージ足りない奴おるやん!となったので採用。
こいつがいるだけで、レシラムがパルキア、アルセウス、ギラティナをワンパンできるようになります。実質サーチできるこだわりベルトみたいなものです。

グッズ

・クイックボール(4枚)
ポケモンの展開そのものははなえらびやかくしふだ、VIPパスなどでなんとかなりがちですが、トラッシュから拾ったポケモンをベンチに持ってくるムーブが多いため4枚採用。

・ヒスイのヘビーボール(1枚)
サイドに行かれると困る子が結構いるので絶対に採用。そうでなくても、サイド落ちチェックが重要なデッキなのでとりあえず使いたい1枚。

・バトルVIPパス(3枚)
言えるととっても嬉しいカード。キュワワー2やゲッコウガになるので、初手で宣言できるとデッキが円滑に回ります。
反面言えないと腐るので、その時はアクロマやはなえらびでロストに送りたいカードナンバー1。
4枚入れてもいいんですが、枠がないので泣く泣く3枚。

・回収ネット(4枚)
非ルール持ちしかいないので、全員が対象になるカード。当然4枚採用。
主な使い方はバトル場のキュワワーを回収して、もう一回はなえらびを使うシーンでしょうか。かくしふだを2回使うのも悪くないので、状況を見て使いましょう。
初手にバトル場に出てしまったカビゴンやレシラムを戻すカードでもあります。

・あなぬけのヒモ(2枚)
エンペルトVやガラルマタドガスにどいてもらうためのカードです。
元々はいれかえ1のヒモ1にしていましたが、ヒモ2の方がこのデッキには合っていると感じたので2枚採用です。

・ふつうのつりざお(2枚)
トラッシュからの救出がかなり重要なデッキなので2枚採用です。これで最悪マナフィを3回出せます。
そうでなくても、レシラムを使いまわしたり落ちたエネ2枚回収からのミラージュゲートと繋がるため強いカードです。

・エネルギーリサイクル(1枚)
手札にきたエネルギーはかくしふだでバシバシ切るので、これで一気に山に戻します。
5枚というのは、ちょうどイベルタルの要求エネルギー枚数でもあり、これ1枚でアメイジングデスのエネ不足を解消できます。

・ミラージュゲート(4枚)
このデッキにおける最重要カード。ロストに7枚カードがあるとタイプの違う基本エネルギーを2枚好きなようにつけられるとんでも性能です。
これ1枚でレシラムの要求エネを手貼りorマグマの滝つぼorキバナまで解決し、2枚あればイベルタルの要求エネすらほぼ解決します。
フルで使いたいので、当然4枚採用。

・ロストスイーパー(2枚)
自分の手札を1枚ロストに送ると、スタジアムか道具を1枚ロストに送れるカード。
雪道を割ったり、相手のおおきなおまもりやタフネスマントを割る時に使います。
……が、それ以外にも自分で貼ったスタジアムや道具を無理やりロストに送る時にも使います。
自分のカードをロストに送ると、コストと合わせて合計2枚ロストを増やせます。2ターン目にやるとかなり強い動きだったりします。

・ふうせん(1枚)
逃げ札。キュワワーに付けてはなえらびを言ってから逃げるのがベスト。
本当は2枚くらい欲しいですが、枠がありませんでした。

サポート

・アクロマの実験(4枚)
とにかくこのカードをどれだけコンスタントに言えるかがこのデッキの鍵とも言える1枚。
ロストを2枚増やして手札を3枚増やす強烈なサポートです。
序盤はこれを使えると安心です。マリィやツツジケアにも使えるので、最後まで腐りません。
もちろん4枚採用。

・ボスの指令(1枚)
最強クラスのサポートカードなのですが、このデッキではあんまり言ってる余裕がないので1枚です。
ガラルマタドガスをどかしたり、最後倒したいポケモンを持ってくる時に使うのですが、ロストにいきがち。

・キバナ(2枚)
基本的に毎ターンポケモンが倒されるので、手元にあれば使いやすいカード。
キバナ+滝つぼ+手貼りでレシラムが起動するので、ゲートを温存する際にも重宝します。

スタジアム

・マグマの滝つぼ(2枚)
レシラムを支えるスタジアムです。これを使うためにも、かくしふだで炎エネは優先的にトラッシュに送りたいところ。
トレーニングコートと違って相手に使われにくいのも利点です。
ベンチにしかつけられないので、つける時はターンの始めに先にやっておきましょう。意外とつけ忘れて交代させそうになる時あります。

・シンオウ神殿(1枚)
ウォッシュ水エネルギーを無効化するためのスタジアムです。
他にもミュウやアルセウスのダブルターボエネルギーや、レジギガスの各種エネルギーも無効化できるので意外と役立つスタジアム。

エネルギー

デッキ名の通り、炎悪雷超水の5色を採用しています。

・基本炎、悪、雷(各3枚)
レシラムの要求エネルギーです。メインで使う事になるので、それぞれ3枚ずつ。
4枚は多く、2枚は少ないと思います。

・基本超(2枚)
ヤミラミとイベルタルの要求エネルギーです。どちらも1枚あればいいので、サイド&ロスト落ちを考慮して2枚採用。

・基本水(2枚)
ゲッコウガの要求エネルギーです。2枚フルに使いたいのですが、枠の問題で2枚。
このエネルギーだけは、本当にどうしようもない時以外は手札に抱えて見せないようにします。
げっこうしゅりけんを放つターンにはじめて相手に見せましょう。

採用候補のカード

・こだわりベルト
あるとレシラムの打点が310になります。
クロバットVMAXやオドリドリのいないミュウVMAXを倒せますが、基本的にはアメイジングデスでいいので採用していません。

・タフネスマント
ウッウ同士の殴り合いで優位に立てるカードです。
ただ、基本相手もロストスイーパーを積んでいるはずなのであまり期待できないため見送り。

・霧の水晶
基本超エネルギー、キュワワー、ヤミラミに化けるカード。
……なのですが、いまいち使わずロストの肥やしになりがちだったので思い切って外しています。

・ネオラントV
確定でアクロマの実験を持ってこれる素敵なポケモン。
さらに、技のアクアリターンで山に戻ることで2枚取られるデメリットを消せます。
正直入れたいですが、こいつから始まるのが怖くて入れられず。

・ポケギア3.0
アクロマの実験にタッチするためのカード。
入れるなら3枚は欲しいですが、そんな枠は無いので今回は不採用。

・ツツジ
正直いれた方が強いような気がするカード。
ただ、終盤これを使って解決できるデッキタイプかと聞かれるとかなり悩みます。悩んだ挙げ句今回は不採用としました。交換するならクイックボールとでしょうか。

・3枚目の水エネルギー
げっこうしゅりけんを安定して撃つためのカード。
現状だと、1枚でもサイド落ちすると撃てないため、肝心なときに無い!なんてこともあります。本当にあります。マジでよくある。
そんなストレスを緩和してくれる1枚……なんですけど、枠の都合上泣く泣く不採用。

動き方など

基本的な動かし方

とりあえず2ターン目にロストを7枚溜めることを意識します。
ようは、ミラージュゲートを2ターン目に撃てるようにしようということです。
また、採用カードの通りこのデッキは5色のエネルギーを採用しています。
何をどうロストに持っていくかがかなり重要になります。

まず、ロストに送っていいカードの優先順位です。

絶対に送りたくないカード
ミラージュゲート、エネルギーリサイクル、ふつうのつりざお、かがやくゲッコウガ

あまり送りたくないカード
クイックボール、ヤミラミ、イベルタル、マナフィ、ファイヤー、カビゴン、シンオウ神殿、基本水エネルギー、回収ネット

迷うけど送ってもいいカード
レシラム(1枚のみ)、キュワワー、ウッウ、ヒスイのヘビーボール、あなぬけのヒモ、ロストスイーパー、ふうせん、アクロマの実験、キバナ、マグマの滝つぼ

送っていいカード
ボスの指令、バトルVIPパス、水エネを除く各種エネ1枚まで

基本的にはこんな感じですが、状況や相手によって入れ替わります。
初手の方で山チェックができるなら、サイド落ちの確認はしっかりやりましょう。

絶対に送りたくないカードが2枚来たら泣きましょう。
個人的にはゲッコウガ>エネルギーリサイクル>つりざお>ミラージュゲートの順に重要だと思ってます。
それ以外のカードは対面を意識しながら選びましょう。あまり悩んで時間を使うのは望ましくないので、以下のようにあらかじめこの対面ではこのカードは切っていい!って覚えておくと楽です。


・対裏工作パルキア戦
ファイヤーとマナフィが絶対に送ってはいけないカードに昇格。キュレムがいないのでシンオウ神殿が送っていいカードに降格。

・対ミュウ戦
イベルタルが必須になるので送ってはいけないカードに昇格。ベンチ複数狙撃はないのでマナフィが送っていいカードに降格……など。

エネルギーに関しては、手札に来たらとんどんかくしふだや逃げエネでトラッシュに送ります。
トラッシュにある限り絶対にロスト行きにはならないので、トラッシュは安全地帯です。
炎悪雷超はとりあえず1枚ずつトラッシュに突っ込むと、後からキバナやエネルギーリサイクルやつりざおで引っ張り戻せるので安心です。
手貼りが必要ないターンも、次ターン以降の逃げエネとしてゲッコウガやキュワワーに貼っておくと後に活きたりします。

立ち回りに関して


ロストを溜めて前を殴るだけになります。思ったより単純ですね。
基本は毎ターンアクロマかキバナしか言えないので、仕方ありません。
4枚溜まったらウッウで殴る。7枚溜まったらレシラムやカビゴンで殴るって具合です。
相手のバトル場に立ってるポケモンに対応できるポケモンで殴りましょう。
倒されたら、キュワワーを前に出してはなえらび→アタッカーと交代の流れがベストでしょう。
ロスト10枚まで溜まったら積極的にはなえらびをしなくても良いです。終盤のツツジに備えて解決札は温存したいところです。

また、エネルギーをつける方法についてもたくさんルートがあるのがこのデッキの良いところです。
・手貼り
・ミラージュゲート
・キバナ
・マグマの滝壺(レシラムのみ)
と、4つもつける方法があります。
1ターンに6エネつけるなんてこともザラです。
そのため、山、ロスト、トラッシュのエネルギー管理は重要になります。

とにかく早くロストを溜めたいのは間違いないのですが、無理に1ターン目に回収ネットなどを切りまくってロスト5~6枚にする必要はないと思っています。
なぜなら、序盤回収ネットを多く切るということは中盤以降の交代リソースを削っているからです。
2ターン目にアクロマとはなえらびを使えばロストは3枚溜まるので、初手に3~4枚溜められたら十分でしょう。
後攻1ターン目なら4枚溜めてウッウのおとぼけスピットで攻撃。サイド1枚確保出来れば最高です。
ただ、後攻1ターン目で殴ってもあまり意味のない相手もいるので、そこは臨機応変に。
たまに超上振れして、後攻1ターン目でアメイジングブレイズが撃てたりします。その時は喜んで相手のVポケモンを飛ばしましょう。

このデッキで一番大事なのはリソース管理になります。
後半に回収ネットがなくて入れ替えられない!つりざおがなくてエネルギー確保できない!エネロストに送りすぎて技が撃てない!などないようにしましょう。

先攻を取るか後攻を取るか


正直どっちでも動けるので、どっちでもいい……のですが、回った場合は圧倒的に後攻の方が強いです。
しかし、今の環境で相手に先攻を与えてしまうのも考え物。さらに手札にアクロマが無い場合後攻を取る旨みも消えます。反面、ミラーの時は後攻が有利ですし、後攻1ターン目で殴れる方が強いのは当然のこと。
正直悩ましいですが、現状は自分の動き優先で後攻を取る方がいいんじゃないかな……と思っています。
いやー、ほんとかなぁ……?

環境デッキに対する動き

・オリジンパルキアVSTAR
オリジンパルキアが出てきたらファイヤーをベンチに置いて、レシラムで殴るだけです。
相手はHP280なので、オリジンパルキアそのものはそこまで怖くありません。
問題は後ろに控えているゲッコウガとインテレオンです。
サイドをズラされる上、インテレオンにはこちらの大半を落とされます。
しっかりカビゴンをぶつけるなどして相手の要求も上げていきましょう。
そしてなにより、相手のデッキがパルキアと分かったら、まずはキュワワーは1体だけに調整。レシラムは殴る瞬間まで出さないなど、2枚取りされることのケアをします。
マナフィが置ければ、安心してキュワワーを複数展開できます。
序盤マナフィまで持ってくるのはなかなか要求が高いのですが、少なくともレシラムで殴るまでには用意しましょう。
相手がマナフィを置かなかった場合、げっこうしゅりけんでジメレオン・メッソンを2体取るとムチャクチャ有利になります。狙いましょう。
イベルタルくんは出番がない対面になります。

・キュレムVMAX&パルキアVSTAR
後ろに裏工作がいないパターンです。
相手のポケモンの最低HPが120以上になるので、ウッウやゲッコウガがあまり機能しないのが辛い対面です。
パルキア→キュレム→ヤレユータンでしっかりサイド6枚取りたいですが、最終盤ヤレユータンは回収されがち。
ロスト10枚になった瞬間、ヤミラミでヤレユータンを取っておく方が丸いかもしれません。
パルキアはレシラムで、キュレムはイベルタルでワンパンします。ワンパン出来ない場合モミで回復されると思いましょう。
相手がウォッシュ水を貼ってくる場合もあるので、シンオウ神殿の扱いは慎重に
この対面でもげっこうしゅりけんケアは忘れないようにしましょう。

・ミュウVMAX
ミュウはこちらを複数取りする手段がないので、わりかしターンに余裕のある展開になります。
ただし、ワンパンを意識しないとサイコジャンプで逃げられながらサイドを取られます。
VMAXにはしっかりイベルタルを押し付けてきぜつさせていきましょう。
メロエッタやオドリドリが前に出てくるなら、ウッウで倒します。軽減込みでもちょうど90出せるのでエライ。
この対面はボスをロストに送らず温存しておくことで、ミュウVMAX→メロエッタ→ゲノセクトと3・1・2で綺麗に勝利できます。
マナフィもファイヤーもいらないので、ベンチにも余裕があります。うまくキュワワーで回していきましょう。
ただし、気を付けるべきはロストシティです。
基本的に倒されたポケモンはこいつでロストに送られるので、攻撃リソースが切れないように心がけます。
この対面では、はなえらびやアクロマで自発的にレシラムをロストに送るのはやめておきましょう。
また、相手のロストシティはスイーパーでロスト送りにするのがオススメです。
ロストに送ればシマボシで回収不可能になりますからね。

・アルセウスVSTAR
いわゆるアルセウス単ですね。アルセウスもHPは280ラインなので、しっかりレシラムで一撃で落としていきます。
パルキア対面と同じく、後ろのジメレオンは手裏剣で狩ります。複数展開するならこっちの方が優先。
おおきなおまもりを付けてくるので、雪道に惑わされずしっかりスイーパーで除去しましょう。
次々に後続のアルセウスが用意されますが、すべてワンパンで取れるのでそうそう押し負けはしないはずです。

・ギラティナVSTAR(ロストシステム型)
同じロストタイプですが、ギラティナが入ってるパターン。
ギラティナを出してくるなら、これまたHP280ラインなのでレシラムでワンパンしましょう。
実はこの対面で一番つらいのはギラティナを出さないパターン。
ウッウとカビゴンとヤミラミだけで戦われるのが結構辛いです。
ここでもキュワワー2体やキュワワーとヤミラミなど、相手の隙をついてげっこうしゅりけんを撃つと勝ちにつながりやすいです。
相手もげっこうしゅりけんを撃ってくるケースが多いので、マナフィは絶対に切らないこと。

・ギラティナVSTAR(アルセウス型)
アルセウスでエネ加速してギラティナを動かすパターンです。
こっちはアルセウスとギラティナをひたすら飛ばしていけば勝てるので、割と有利マッチではないでしょうか。
レシラムとファイヤーをしっかり立てて、必ず280出して一撃で倒しましょう。

・ロストバレット
ロスト型ギラティナと大体同じで、サイドプラン的に先殴りした方が勝ちになりがち。ヤミラミや水エネを切らずに2枚取りを狙いましょう。サイド3枚切るとツツジが飛んでくるので、カビゴンをゲートであらかじめ育ててベンチに置きつつげっこうしゅりけんを撃つなど、要求高めの行動を取らないといけないです。
体感的には不利だと思います。

・レジギガス
最も苦手なデッキといってもいいでしょう。個人的にはガラルマタドガスやエンペルトVよりずっと苦手。
相手のHPは120以上で、回収ネットもあるのでウッウが何の役にも立ちません。
その上レシラムで6体叩くわけにもいかず、リソース不足に陥りがち。
相手の起動が早い場合一方的にやられても仕方ないです。
とりあえずがんばってカビゴンで戦いましょう。レジエレキだけはヤミラミで倒せることも忘れずに。
また、ベンチ狙撃を受けると辛いのでマナフィは絶対に置きましょう。
悪あがきとして、相手がスタジアムを貼ったら滝壺を貼り返しできるだけ相手のスタジアムを消耗させたいところ。
最後の最後でシンオウ神殿を貼って、相手が止まるのを祈りましょう

警戒すべきカード

・ガラルマタドガス(かがくへんかガス)
こちらの特性を消してくることでおなじみのガラルマタドガス。
はなえらびもかくしふだも言えなくなるので、最悪アクロマ頼りになります。
あなぬけやボスを使ってなんとか打開したいところ。
また、スイーパーをうまく使って無理やりロストを増やすのも効果的。
とりあえずロスト7枚になってミラージュゲートを使えるようになれば問題ないでしょう。

・エンペルトV
こちらのルールを持たないポケモンの特性を消してくるポケモン。
はなえらびが言えなくなったり、ウッウがエネ無しで技を撃てなくなったりします。
ゲッコウガのかくしふだは使えるので、ここをうまく使いましょう。
また、レシラムはキバナ&手貼り&滝壺でも起動できます。これを駆使すればロスト0枚でもレシラムでエンペルトを殴れるので忘れずに。

・そらをとぶピカチュウVMAX
最近意外と見かけるピカ様。ダイバルーンでたねポケモンのダメージを無効化してきます。
さらにビッグパラソルもつけてきて、効果も無効化してくるのでこちらの攻撃手段が何も効かなくなるケースが多いです。
しっかりスイーパーを温存して、パラソルを剥がしてアメイジングデスを叩きこみましょう。

・ツツジ&マリィ&ジャッジマン
こちらの手札に干渉してくるカードたち。
これらを何回も撃たれるのがかなりキツイです。
とはいえ、対策のしようはないので基本撃たれるものとしてアクロマを必要以上に切らないように心がけましょう。

おわりに

対戦した相手からは、5色もエネルギー入れて事故りませんか?と聞かれますが、案外普通に回ってくれます。
それだけ、ロスト関連のカードとかがやくゲッコウガが優秀ってことですね。
今までの環境では積めないようなムチャな構築でも何とかしてくれると思うので、デッキの幅は大きく広がったと思います。

最後になりましたが、ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。
この5色レシラムデッキ、回してみるととっても面白いので是非組んでみてください。楽しい上に安価なので!(かがやくゲッコウガとVIPパスは見ないものとする)

それでは、またの機会に!

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