ロンドンのディズニーストアでティンカーベルを目指す
新聞記者である父マサミの仕事の関係で、さやおは1990年から3年間を旧ソ連はモスクワで過ごしました。
5歳だった私は当初、毎日泣いて暮らしていました。大好きだった祖母や幼稚園の友達と急に引き離されて、見たことも聞いたこともない異国の地に連れてかれた気がしたからです。
ヒコーキと呼ばれる巨大な物体に入って9時間ステイし、ブンブンうるさいエンジン音の中でパッサパサの黒パンを無理やりかじった食事ののち、外へ出てきたら12月の冬真っ盛りなモスクワ。
ひえ〜、って感じでし