Lilo

好きなことを好きなように

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新宿三丁目の角にお家を見つけたあの日

久しぶりに大学時代働いていたコーヒー屋さんに行って思い出した話を。 今振り返ると、小中高は習い事やサッカー、塾などで週7以上は何かしら予定があった。 毎日何かに追われ、人生やサッカー以外に自分の好きなことについて考えることがあまりなく(小学生とかは当たり前かもだけど)、ただひたすらスケジュールをこなそうと必死だった。 大学へ進学し、世の大学生と同じように授業もアルバイトも全て自分でスケジュールを立てる状況に。元々忙しいのが嫌いではないのだけれど、どんなに予定を詰めても昔ほ

    • スマホの外のリアルな世界

      ふと思い出した。高校生の時、駅のホームで電車を待っていたら隣の車両のドアからおばあさんが倒れてきた時のこと。 考える間も無く、体が勝手に動いていた。意識、脈を確認して衣服を緩める。意識はないが、心臓は動いていて呼吸もある。駅員を呼んで救急隊を待つ。その間も必死に声をかけ続ける。この一連の流れを、大勢の野次馬がいる中で知らない人と行った。お互い見ず知らずの私たちが、目の前の命を助けるのに必死だった。 持病がないか、身元が分かるものや親族の連絡先がないか、情報を求めてカバンの

      • サッカーを始めて、サッカーを辞めた理由

        小3時でサッカーを始めることになった、あの日のことは多分忘れることはない。妹が入ったサッカーチームの練習へ母親に無理矢理連れていかれた。サッカーなんて興味がなかったのに、なぜか父がドイツで買ってきたW杯の青いTシャツを着て行ったのをよく覚えている。外で走り回って遊ぶよりも中で本を読む方が好きで、あの日もグラウンドのベンチで本を読む予定だった。でも気付いたらミニゲームに参加していて、帰りには「私も入る!」と母に報告(笑)。あの時の自分の判断には感謝している。 始めてしばらくし