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寂しさとはなんだ

この感情を放ってはおけないんだ。
ただ寂しいなって…それは無理なんだ。
じゃあどうしてるのかって…そんなの知らないよ。
それが全く代えがたいことが明白で。
それに酔うことがまさに幸福で。
アニメでも小説でもない。
陳腐なイラストレーションでもないのさ。
神と呼ばれるものが居るならまさに無神論者。
この美しい空に監視カメラは無かった。
太陽は貫通で見つめ合ってなどいなかった。
こんな世界で私だけが観測者。
私とだけ泣き叫べるの。

あー、私とはまさに幸福。
無垢で盲目。

やっぱり、二人を思い浮かべてしまうの。
この恐ろしい世界で寂しさを埋めるのは、二人なんじゃないかって。
でも、それもまた恐ろしいんだよ。
結局私がいるから。
あぁ、無謀でしょ?無謀だから素晴らしいの。
1人は2人、2人は1人。
あー、なんて綺麗なのー。

夜以外の何が寂しさと呼べるのか。
夜のことを肯定するためには、また太陽が望めることだけだ。
その眩しさを臨んでいる時だけが。
夜とはまさに過ぎ去ったのさ。
何がって、太陽が。
太陽が過ぎ去ったよ。
あぁ、なんて寂しいんだ。


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