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盲愛
君の中の僕は小さかったのか.
弱かった僕の姿を見ていたのか.
過去に縋る僕と未来を見る君.
過ごしてきた日々は同じでも
変わってしまう何かに怯える僕と
変わってしまうことに喜びを覚える君.
僕は僕なの?
君は君なの?
だったら愛してほしかった.
それだけだったのに.
君への愛慕が募る僕に
君は笑顔で言ったんだ.
「それは恋じゃなくて情だよ」
僕にとって君への愛染を感じることは
生きる糧となっているのに
どうして君は僕を突き放すの.
今日もまた叶わない盲愛に溺れていく.
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