サイババさん

友達から本を借りた。まだ読み始めてない。
サイババは、私が小学校の頃に流行った。不思議な能力を持ったインド人として私の記憶には残っている。その頃は超能力ブームだったこともあり、まだインドに旅行に行く人も少なくとてもミステリアスな人とテレビで言っていたような。まだテレビくらいしか小学生が情報を得る手段もなかった。今考えるとテレビ会社の思惑でどうにでも情報が流せ、それを本当の情報かも検証するすべもほぼないとは怖い時代だったものだ。今の若者には想像もつかないだろう。だから、皆んな同じ歌謡曲を聞き、同じようなものが好きだったんだろう。まぁまとまりがある社会と言えば、そうも言えるんだろうけど、違いのあまりない気持ち悪い世界とも言えるような。
サイババに帰るが、この人は愛で起きて、愛で昼間過ごし、愛で眠りにつくといった教えを広めた人だ。このように生きられたら、どんなにいいだろう。とてもシンプル。できないと決めているのは自分だから、自分が変わりさえすればいい。そして、それは自然に他の人にも伝わるに違いない。一人一人がこのように思えれば、世界はとても愛に溢れた住みやすい場所になる。シンプルなことなのにできないのは、エゴのせい。物質世界を優先してしまうことが間違い。お金さえも愛なのに。