相性とタイプ論

わたしが個人事業をやっているセラピストさんやカウンセラーさんのセッションを色々と受けてみて
「相性」ってあると思います。
普通の人間関係にも、相性というものがあるので、至極当たり前と言えば当たり前なのですが

なんでもいいので「心理療法」「施術」となると

クライアントさん側も、なにか「期待」があって何らかの療法を受けようとなさっていると思います。

なので、ある程度は一般的なカウンセラー像やセラピスト像を装おうという必要性は感じます。

わたしが主にクライアントだった頃を思い返してみると
なんとなく理想とした姿をその人に投影していたと感じます。
(一般的にカウンセラーってこういう感じだよねみたいな観念)

安いわけではないお金を払うのだから
これぐらいはわかっていてほしい

人生をあなたに賭けているのだから

みたいに、とても重かったと思います。
(カウンセラー側からしたらたまったものではないですが、クライアントさんの一部の本音とも思っています。)

ちなみにわたしは感情や直観が優位なので、話しには思考で理解というよりも、情緒で共感というタイプのようで
弱点を補うためにあえて理論武装しているという人間だと自分で思っています。

で、わたしたち個人事業主のセラピスト
やカウンセラーが相手をするのは
(わたしはまだ起業準備ですが)
そのような重い人、片寄った人、何かの燻りがある人もいると思うし

そういう方たちに向けて言うと
カウンセラーショッピング、というか
相性が合うカウンセラーを見つけるのは、わたしは良いと思います。

で、最近MBTIというタイプ論にハマっているのですが
やっぱり人と人って違う!

思いも寄らないところが違う!

と思うわけです。

人間なのでどうしても限界はあります。
人の心をわかりたいと思うというのは、わたしのエゴです。

なので、わからない部分、わかりあえない部分、わからなくて良い部分も
あると思います。
(理解は大切だと思っています)

線引きをすること、距離を取ること
境界を引くことは大切です。

自分を守ることにそれらは繋がります。

世の中、星座占いも含めて、いろんなタイプ論がありますが
自分をわかる 自分を理解する という方向性には良いのですが

「他者を理解する」と、自分ではないものを理解しようとなると、その文脈だけでは困難ということがよくあります。

なので、タイプ論は諸刃の剣だなあとよく思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?