見出し画像

新約 僕のデスノート#09 奇遇とは案外曖昧なもの。

新約 僕のデスノート#09 奇遇とは案外曖昧なもの。

AM 9:00頃だった。
月と女の子は学校に着いた。

月くんまた授業だね!
今日も頑張ろうね。
そう女の子に月は言われた。

あぁそうだなぁ頑張ろうと
月も言い返す。

そして時間が過ぎまた昼休みが来ると
また同じ女の子が近寄ってきて
月くん今日も一緒にごはん、食べよっかと
誘われる。

月は何だかそこから変な感じがした、、
他の女の子は自分にあまり興味が無いみたいだし
あの子しか自分に対してよく声をかけてこない、、、
でも自分の勘違いだったらどうしようと
思い今回もあまり気にはしなかった月だった。

、、、そして放課後、、、
自分のカバンの中を見るといつも
死神のリュークにカバンの中に入れとけと言われている
デスノートが無くなっている、、、

月は悩んだ、、、
一体どこに、、、

もしかしてあの女の子!?

そう思っていると、、、
月くん落とし物だよ、、
月のカバンの近くで変なノートが落ちていたから
拾って月くんに届けようと思い
探していたの!
だから今私が持っているの。
そう女の子が言うと

月はそ、そりゃありがとうなぁ、、、
じゃ返してくれないか。
と言うと女の子はハイ、と
すんなりと返した、、、

月はそのあとすぐにデスノートをカバンの中に入れて
直ぐに逃げるようにその場を後にする。

電車の中で月は
自分が落とす理由ってなんだろう、、、
ちゃんと入れていたはずなのになぁ、、
もしかして丁度何かを出す時に一緒に落ちたとか、、
それにしては奇遇だよなぁ、、、
でもおかしなことがなければそれは相手の気持ちを
悪くすることに繋がるようなぁ、、、
今日は家に帰ってからそのことは考えよう、、

そして月は家に帰り晩ごはんを食べてお風呂に
入り自分の部屋で真剣に今日のことを考えていた、、

よっ月、あの女の子がもしも変な存在だったら
今日のことも辻褄が合うことがあるし
いったんあの女の子とデートなんてどうだ?
スパイ活動でもイイけど
あの女の子、お前に気があるんだろう、、!!
ならいい結果を招くことに繋がるかも知れないぞぉ。
リュークが月にそう言うと

、、、月はちょっとだけ無口になった、、
何かちょっとだけ不満げなところがあり
そして今日の一件も月にとっては
大きな何かしらのショックだったんかも知れない、、

このあと月と死神はあまり会話をせずに次の日を迎えようとしていた、、
それは新たなカウントダウン幕開けに繋がるとも知れずに、、。

五日目 AM 0:00

to be continu.....

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?