訃報

続く訃報に、改めて落ち込んでいる。

「またね~」なんて言って別れた同窓会。
その後もラインで、同窓会の写真があちこちから送られてきて、
お決まりの「あの時イジメたのは好きだったからだよ~」なんて打ち明け話や、
給食の時間に皆で観たクイズ番組のことや、
運動会では全校一だったから、私は無口ですばしっこかったイメージだったことや、
あれもこれも、皆な、ちゃん付けて話して、本当に私にも子供時代があったんだなぁ~って思い出している。

もう一人は、ずっと仲良しだったけど、
些細なことから私は腹を立て、SNSを退会してそのままにしておいた人。
共通の友人からの連絡で、デスクに座ったまま事切れたらしいとの連絡。
仲直りする間も無かった。
わざわざこんな南の島に、私が大切に使っていたグラスが割れたからと言って、
それとソックリなグラスを持って来てくれた。
今はそれが形見になってしまった。

落ち込んでも何もできない。
本当にね、お別れは突然くるよ。
どんなに生きていたくても、
逆にどんなに死んでしまいたくても、
何も心配することはない。絶対に死ねるから。

統計があるかどうか不明だけど、
ドクターが言ってた。
家族に見守られて亡くなるなんてーのは、およそ映画の世界で、
死亡者数の2割程度だそうだ。

もう少し鎮もっていたい。