見出し画像

水甕2022年1月号

「水甕」の2022年1月号が届いた。
短歌結社としては、日本で四番目に古いと聞いている。
(会員数約1000人で、アクティブメンバーはおよそ8割弱だろうか)

2023年には、創刊110周年ということで、出来れば全国大会に参加出来たらと思うけど、Covid-19が、インフルエンザのように ”普通” のウイルスになるには、10年は要るそうなので、持病のある私には日本は遠い。

病気を嘆いても仕方なく、読者を気落ちさせたくないので、病気の歌は詠まないようにしていたのだが、流石に昨今の不調ぶりを愚痴ったよね~(笑)
そしたらどうよ、巻頭詠に選ばれてしまったじゃないのw

このページは「銀鈴集」と呼ばれ、見開きで8名が載る。
提出詠が全て整っている場合にのみ選ばれると聞いたことがあるけど、ちょっと疑わしいwww
ちなみに、提出詠数は9首以上。同人は、その中から5首が掲載となる。

noteの2021年最後のアップとして、歌人らしを放つとするか(偉そうにw)


「やまいだれ」  シンタニ優子

和訳して検索の後に書き留める病名どれも舌を噛みそう

左目に一滴多く垂らしても眺むる世界は歪むばかりで

盲点の広がる淵に吸われゆき見覚えのある闇の左目

医師の名の付く症状名のまた増えてへバーデンは指に棲み付く

車椅子押されて汗を握ってる急停止とか舌打ち聞けば

                 水甕2022年1月号掲載

※現在、車椅子には乗っていません。