別姓どころじゃない私の欲望

アメリカの新聞の他に、日本の新聞のデジタル版を購読している。なるべく偏らないように、数社購読していて、その中には日本共産党の「赤旗」もあることを付け加えておく。

数日前、毎日新聞プレミアムメールから、選択的夫婦別姓論に関する記事が送られてきた。「ご意見募集」というネット書き込みができるスタイルになっていて、中々興味深かった。
そこに書き込まれた意見は、殆どが選択制夫婦別姓を指示していて、家制度に反論するものや「絆」という感情論に反対するものもある。自分の姓にアイデンティティを見い出す人もあった。ふむふむと読んだ。

ご興味がある方はこちら。                https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20210510/pol/00m/010/005000c?cx_fm=mailpol&cx_ml=article&cx_mdate=20210516
(購読者以外でもリンクを開けるのかは不明です) 

私個人的なことを言えば、自分の名前も自分で決めたいわ。苗字じゃなくて名前の方ね。

生まれたばかりの赤ん坊に、名前を決めろと言っても無理だから、まぁ親が取り敢えず命名するわな。それは仕方ない(笑)でも、ある程度成長をして、社会を見知った頃には、改名していいんじゃないの?・・・というが私の意見。それに、キラキラネームとか、親の趣味を押し付けられた子もいるじゃない。まぁ、書類の手続きも面倒だから、1回くらいでいいかもね。

調べたら、台湾では原則2回までの改名が可能だそうで、成人前に親の了承を得て1回、成人後に自分自身の判断で1回の改名チャンス(笑)があるそうだ。中には強者がいて、36回改名したなんていう記事を読んだけど、そこまで行くと、自分の現在の名前は何だった?なんてなりそうだね。私は誰?状態か。

アメリカに住んでいると、苗字でなんか呼び合わない。郵便配達員が書留を持ってきた時くらいだろうか。


ジョークがある。名前を度忘れした人と出会った。相手の名前を訊くのも憚れる。そんな時のワザだ。

「君の名前、何だったっけ?」

「嫌だなぁ、ジョンだよ!」

「ジョンだってことは知ってるよ、苗字の方だよ!」