幼児教室選びで考えたこと
情報量です。
もう何度も書いている気がしますが、小学校受験を終えてみて感じたことは、受験は簡単なことではなく、絶対にこれだという王道もたぶんないな、ってことでした。何しろはっきりとした答えが出ないのです。入試の合否はもとより、模試の結果ですら本人のコンディションに左右されますし。加えて、行動観察の様子(これは個人の力量だけでは何とも言えない面があると思います)、面接(親子とも)、アンケートもあるし。私立に至っては保護者の職業を直接聞く学校もあり、それも加味されているのかも知れないと思うと、本当に判断しづらいのです。あぁ、それと国立小学校のくじ運・・・。
共に長いお受験道を歩んだママ友パパ友(もう戦友)たちに聞いてみても、受かった理由も落ちた理由もあまりはっきりしないよね・・・という答えが。
ただ、だからこそ目標の学校が見えてきたら出来る限りの情報を集めるべきだろうと思います。学校に通われているお子さんを知っていたら保護者の方に様子をうかがえるととても良いと思いますし、学校のみならず、昨今の日本の教育について調べてみるのも良いと思います。
学習指導要綱改訂ポイント:
小中一貫教育:
非認知能力:
https://www.mext.go.jp/content/20210901-mxt_youji-000017746_2.pdf
我が家のスクール選び
先日は学校見学のことについて書きましたが、同じくらい重要なのはスクール選びだと感じます。ノウハウ・情報のない我が家にとってはとてもありがたい場となりました。そして戦友が増えて心強かった。教室でママ友ができたの?と驚かれて知ったのですが、中にはやはりピリピリした感じの教室もあるようです。
娘の通ったスクールの良かったところを挙げるとキリがないのが正直なところなのですが、なぜここを?と聞かれて一番最初に思いつくのが情報量のすごさでした。
ホームページに、おそらく受験者が多いであろう小学校の紹介・受験対策・試験内容の分析などが細かく書かれていたのです。普通このレベルになったらお金取りませんか?というような内容まで細かく書かれていました。
そこまで公開できる理由を考えると、
自信!
しかないのではないかと。
ただし!受験を終えて思ったのですが、スクールのサイト上での情報なんてごくごく一部でしかありませんでした(苦笑)特に国立小学校、元々見学も行けない上に出版書籍なども研究内容などがメイン、受験にとって直接的に有利な情報があまり得られない中、スクールからいただく情報が頼りでした。
更には先生のオンラインセミナー。何度も開かれましたが、初心者向けから徐々に志望校別に。分かりやすい上に豊富な内容なので、メモを取る手が止まりません。直前期では、だんだんこちらも慣れてくるので、「内部の人ですか?」とツッコミを入れたくなるくらいのモリモリの情報量でした。そうそう、願書の添削もずっと無料。個人での書き直しもすごい回数です。それを全生徒の保護者向けになさっているんですよ、先生、いつ寝ているのだろうかとw
しかも願書、ちゃんと各家庭の個性を汲み取ってくださっていて、絶対こうしてくださいとは一切言われませんでした。
「情報」以外ーー授業の雰囲気が最高だった
ICTです。かっこいいんです。積み木の向きがグググッと動く、カードが回転する、りんごが増える・減る、分かりやすい・・・この時代の子どもに生まれたかった!の一言です。回転図形なんて大人が見ても分かりにくいのですが、お陰様で我が子はものすごく得意になりました、3Dで事象把握できている時代の人って感じ、しましたwww どうりでマイクラが得意なワケよね。私、グルングルン動く世界に酔っちゃうんですけど。
最後はガチャガチャやっておいで〜とコインをもらえるのも素敵。頑張った分のご褒美ですよ、次はあれが欲しい!っていうモチベーション、微笑ましいです。5〜6歳の受験で良かったと思う瞬間。
「情報の宝庫」保護者が素敵
やはりある程度は戦いの場である以上、いきなりワイワイ話すことはできないのですが、少しお話しすると皆さんとっても素敵。一生懸命お子さんに寄り添われている姿、ため息をつきながらも前を向いて進む姿、帰宅するとドッと疲れは出るものの勝手にたくさんの刺激をいただきました。
悩み相談もできたし、仲良くなった方の中には驚異の情報量を持つママ友もいてwゴシップまで織り混ぜ話してくださるのがとっても楽しかった(不謹慎!)
保護者もお受験ルック!というスクールではなかったところもよかったです。
あ、最後に入試結果
こちらのスクールは最近2校目が開校されましたが、それまではずっと1校しかありませんでした。開校してそれほど経っておらず、たった1校なのに合格者はかなりの数!!驚異的な学芸大附属世田谷小学校の合格者数。筑波小学校もすごいです。
実はスクール選びの際に、補欠がどれ位出るのかを知るためにも大まかに合格者数を計算してみたことがあるのですが(お恥ずかしながら暇だったようです)、大手の幼児教室は都心にたくさんある教室全ての合格者数を合算、中には一次合格も含むパターンもありました。そんな中、娘の通ったスクールは1校のみで大健闘。代表M先生の気概しか感じない!!w
そんな理由で決めました。
もちろん、目指す小学校を得意としている幼児教室を選ぶべきだと思いますが、楽しくやれること、親子でモチベーションを保てること(ガチャガチャとゴシップ、ではございません!)、すごく大事でした。
もうここまで言えばわかっちゃうだろうから、スクールのリンクも貼っておきます。また先生の様子なども書かせていただくと思いますが、本当に本当に素敵な先生ばかりでした。
最後までハラハラの受験でしたがいつも寄り添っていただいてありがとうございました。
あ、そうそう。年中さんは週一回、年長さんは週二回のオンライン授業もあります(無料)。ご参考まで!
ではでは、明日もがんばろう。
回転図形:右に三回転は左に一回転
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