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木星の象意


木星の象意

木星は、神々のグルとしての栄誉ある地位を与えられており、聖職者や、聖なるものを表します。


●家庭

子供、兄、家庭の知恵者として尊敬されている長老。

注意1:ウッタラ・カーラームリタ(Uttar-Kalamrita)では、木星の他の象意として、孫や祖父が挙げられています。

注意2:ブリグ・システム(Bhrigu System)では、火星が妻を意味するのに対して、木星は夫を意味します。

●社会

伝統的に、僧侶や学者、王様に助言を与える立場にある人(古代のはなし)の表示体は木星でした。現代では、多くの新しい職業がこれらに加わります。

注意:裁判官、教師、弁護士などのほか、王様に助言を与える立場にある人は、今では法律の専門家となるでしょう。そのほかにも、たとえば心理学者や銀行家、経営者なども含まれるでしょう。


精神性

もしあなたが占星術家で、あなたのホロスコープの木星と水星が傷ついていれば、あなたの予言はあまり当たらないでしょう。

しかしスピーチと関係する第2室と木星が関係(在住やアスペクト)し、加えて第2室あるいはその支配星が傷ついていなければ、あなたは予言の才能に恵まれるでしょう。

また、そのような場合、すぐれた説法を説くこともできるでしょう。説法をする人は、実際の経験に裏づけられた経典の知識を持っていなければなりません。

木星は、ダルマ(法則)の真髄を意味します。神の叡智のより微細な部分、あるいは苦行、神への礼拝、布施などの精神的な修行は、木星と関係します。

ヴァラーハミヒラ によると、木星が第10室にあるのはたいへんよいとされています。木星は厳格な道徳家を表すので、木星の影響によって言動はたいへん道徳的になります。

木星はシヴァ神を意味するので、木星の影響が強い人は、真の宗教や精神性のためには自己犠牲を惜しみません。


さらに詳しい象意

職業

宗教家・弁護士・裁判官・学者・教師・俳優・大臣・著述家・銀行家・商人・貿易

身体

肝臓
脂肪
動脈

病気

肝臓機能障害
イライラ
臀部の傷
肥満
過食症
水腫
鼓腸
消化不良
脳のうっ血
ヘルニア
糖尿病
皮膚病

人格

智慧がある人
精神的な人
幸運な人


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