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人生改造宣言チャレンジ Tip08 基準を引き上げる

タレン・ミーダナー著「人生改造宣言」の101のTipsについて書くチャレンジをしています。今日は「Tip08 基準を引き上げる」です。

でました、「基準を引き上げる」です。基準とは自分が生きていく上で軸となる考え方、行動する時の指針のことを指します。9月から自己基盤講座でこのテーマを半年間学んでいます。今、2回目の講義が終わったところです。そんな私にとってすごくヒントになったタレンの言葉が「基準は境界線と表裏一体である」ということ。

基準と境界線が表裏一体であるということは、平たくいうと、自分が他人からされたくないことは他人にもしない、ということでしょうか。例えば自分が子供に対して小さな嘘をつくのに、子供には嘘をつかないことを求めるとか、自分が悪口を言うのに、他人に自分の悪口を言わないように求めるとか。

タレンは基準の例として嘘をつかない、約束の時間を守る、声を荒げない、頼まれない限りアドバイスをしない、などをあげています。そして、基準リストを作る際には、尊敬する人々を思い浮かべ、その人たちの長所を書き出し、その長所をもたらしめしている行動原則=基準はなんであるかを考え、自分が取り入れたい基準を加えるといいとのこと。

他人からされて嬉しいこと、尊敬するあの人がやっていることから基準リストを作ろうと思うと、割と簡単に作れそうです。

この境界線と表裏一体である基準、すなわち人との関わりの中で自分が持つべき基準を考える上ではこれでいいと思うのですが、私が苦労しているのが、一番手強い相手=自分に対してどのような基準を持つかということを明確にしていくことなのです。

Tip04 "するべき"を排除するでも書きましたが、私は自分にとっての行動の基準を「幸せになる方を選ぶ」にしたいと思っています。具体的には、何を食べるか、何時に寝るか、空いた時間をどう使うか、運動をするかしないか、といった判断をする時の基準を、自分が幸せになるかどうかで選びたいのです。ここにはnoteを書くか書かないかなんてことも含まれます。

とかく人間は怠け者なので、放っておくと易き方へ、そして、「今」幸せを感じる方へと流れてしまいます。甘いものをつい食べたり、お酒を飲み始めると、つい度を超えて飲んでしまったり、やりたくない仕事を先延ばしにしたり、、、反面、自分で設定したゴールを何がなんでも達成するために、自分に厳しくし過ぎて体を壊したり、精神を病んだりしてしまうこともあります。甘やかし過ぎても、厳しすぎてもダメ。この加減が難しいのです。

今の「幸せ」が3年後、5年後、10年後の幸せにならないケースが多々ありますし、今の「幸せ」を犠牲にすることで、将来の幸せを確実に掴み取れるかというとそうでもない。今の私の判断において、長い目で見て自分が幸せになれる最善の選択をするしかないのですが、困ったことにしばしばその選択を誤ってしまうのですよね。

最近経験したことなのですが、通信大学の授業を欲張って取りすぎでしまって、どう考えても期日までに全ての課題を提出できない。でも、自分で決めたことなんだから、全部やらなきゃ、何がなんでもやらなきゃと自分を追い込み過ぎて、急にやる気がなくなって、何も手につかなくなってしまったということがありました。コーチに話を聞いていただいたことで、やれる範囲でやればいい、に気持ちを切り替えることができました。第三者の目ってとても大事です。

やる気がなくなった時の私を分析すると、「どうしよう、課題終わらないかも・・・」→「こんな私じゃ駄目だ!もっと頑張らなきゃ」→「でも、仕事も忙しいし、家事もあるし、とてもじゃないけどそんな時間はない。もっと頑張るなんて無理・・・」→「もう、何もかも嫌・・・」となっていったわけですが、その時、幸せの4つの因子の「やってみよう」「なんとかなる」「ありがとう」「ありのままに」のうち、「やってみよう」「なんとかなる」「ありのままに」の3つがダメージを受けてしまっていたのですよね。

やれる範囲でやればいいと思えたことで、「なんとかなる」と思え、できるところから「やってみよう」となり、「ありのまま」の自分を認められるようになりました。

この経験から、幸せの4つの因子「やってみよう」「なんとかなる」「ありがとう」「ありのままに」が発動できるように、考え方、動き方を軌道修正していくといいのかなと思いました。


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