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金持ち喧嘩せず

書く習慣1ヶ月チャレンジ27日目。
今日のお題は「誰かに言われた大切な言葉」です。

え、こんな言葉?と思われるかもしれませんが「金持ち喧嘩せず」なのです。呪文のように唱えながら日々生きています。

この言葉、勝間和代さんから教わった言葉です。そして、これほどまでに、私のこれまで生きてきた人生の中で、もしかしてそうかも、と思ってきたことを、ストレートに明快に表したものは他に見つかりません。

そもそもこの言葉の意味ですが、お金持ちになるような人と言うのは、周囲を俯瞰して見ることができて、争い事が起こらないように、その火種をキャッチして、うまく消すような立ち振る舞いができる。また、喧嘩しても得することはないから、つまらないことで喧嘩しない、とか、金持ちは余裕があるから、人に対して寛容になれる、というところでしょうか。

この「金持ち」のところ、私の中では、これはお金だけではなくて、心や人間関係、時間がリッチな人、と定義しています。この人ほんとに優秀だなぁ、頭が良いなぁ、素晴らしい人だなぁと思うような人は、物の見事に周囲の人々と喧嘩するより、敵を作らず、いろんな人に応援してもらえるようなコミニケーションができる人のような気がしています。

先日書いた、バングラディッシュで出会った優秀な人たちのお話ですが、彼らもまさにそんな感じでした。

夕食会の時に、何人かのバングラデシュの比較的地位の高い人がいらしたのですが、中でも1人の方はあまり英語が得意ではありませんでした。皆の会話の中に、なんとなく入りそびれていると、すかさず、その他の方たちが救いの手を差し伸べて、会話の中に引き入れます。それが1度や2度ではなく、何度も繰り返されました。結果、誰か一人がポツンと取り残されるのではなく、皆で和気あいあいとした時間を持つことが出来て、これから益々協力して行こう!という雰囲気で夕食会が終わりました。

別の席でお食事をご一緒したバングラデシュの方は、日本の政治家ともつながりの深い方でしたが、どんなにこちらからカマをかけられても、決して誰の悪口も言う事はありませんでした。それどころか、答えにくい質問への返事を見事なユーモアで、乗り切って見せるところなど素晴らしく、私は心の中で拍手喝采!「お金持ち」の自制心は半端ないです。

この点、自分が歩んできた道を考えると反省しかありません。過去、それが正義だと思って、尊敬できない上司に対して正面から食ってかかっていました(笑)。青かったなぁ、、余裕がないと、どうしてもストレートに反応してしまうんですよね。

「金持ち喧嘩せず」の境地にはまだまだですが、今なら、もう少しうまく立ち振る舞える自分になっていると信じたいです。こんな風に思えるようになったのも、自己基盤強化やコーチングのおかげです。

己を知り、問題に直面した時に視野狭窄に陥ることなく俯瞰して見て、総合的に判断した上で、みんながハッピーになる落としどころを探す。そんなことができるような人になれたらいいなぁと思います


#書く習慣1ヶ月チャレンジに挑戦しています。
Day27: 誰かに言われた大切な言葉

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