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ロータリー奨学金に受かるまでの道のりの全て。

海外への留学を目指している皆さんへ。資金調達のために奨学金に応募されている方々も多くいらっしゃると思います。私が留学したアメリカは、特に学費が高く、生活費なども合わせると1年間だけで1,000万円以上の費用がかかりました。

奨学金が頼みの綱というところで、奨学金団体の下調べをしたり、元奨学生の方々にコンタクトを取ったり、エッセイを何度も書き直したり、面接の練習をしたりと、様々な経験を通して約600万円以上の奨学金をいただくことができました。

これらの経験を通して、今後海外に行く方々の力に少しでもなれるよう、本記事を通して、ロータリー奨学金への応募から面接までの全てをお伝えします。


なお、本記事には経験談に基づく具体的な情報、面接の質問事項、私の実際のエッセイなどが含まれているため、記事を有料とさせていただくことで内容の閲覧に制限をかけさせていただいています。(料金は語呂合わせで行くわよ!です)

本記事の目的は、ロータリー奨学金の獲得を目指す方々に有益な情報を提供することです。また、自分自身の経験から、ロータリーの重点項目「教育」に関する奨学金の情報を探すのに大変苦労したことから、同じ項目での奨学金獲得を目指す方やロータリーについてまだ詳しく知らない方に向けて少しでも情報共有ができたらとの思いでいます。しかし、記事の内容は奨学金の獲得を必ずしも保証できるものではないことをご了承ください。

私は結果的に、ロータリー財団より奨学金をいただくことができました。留学に多大な支援を頂いたロータリー財団には本当に感謝しています。現地の留学先では、ロータリーの方々との関わりもあったので、奨学生としてどのような関わりをしてきたのかについても、本記事で具体的な事例をもとに共有できればと思っています。

また、留学後はテクノロジーのハブと言われるベイエリアで、テック企業に就職をしました。私の就職活動までの道のりや経験談についても今後の記事で共有したいと思います。

どうやってロータリー奨学金に出会ったの?

ロータリー奨学金との出会いは、留学前に見つけた日本人の留学生コミュニティの中で出会った方からロータリーの存在を教えていただいたことから始まりました。その後、ロータリーの奨学金のリンクから財団について知りました。

上記の奨学金のリンクにも書いてありますが、奨学金には主に、地区補助金とグローバル補助金の2種類があり、私はグローバル補助金の応募をしました。私の応募した地区では、グローバル補助金の募集人員が多かったことと、(応募地区によっても若干条件が異なる可能性あり)支援いただける資金がグローバル補助金の方が手厚かったため、そちらにしました。

その後、私は「ロータリー  奨学金 自分の住んでいる都道府県名」で検索し、応募日程について調べました。大抵の地区はこのように検索するとHPや募集要項の書かれたパンフレットが見つかると思います。
私は、そこで一昨年前のパンフレットを見つけたため、HPから電話番号を探し、電話で応募年の募集要項についての問合せをしました。

奨学金の応募は地区ごとに分かれており(大まかに都道府県ごともしくはもう少し大きなカテゴリー)、奨学金の応募にはクラブの推薦が必要です。例えば一都道府県の中にも複数クラブがあるので、HPを見てクラブの活動内容などを確認しながらクラブを選択し、推薦いただけるか確認することをおすすめします。

私は電話の後、メールでお返事をいただき、一度会長の方とお会いし、具体的にどのような流れなのか、また私の経歴など(自己紹介をふまえて)直接話をすることになりました。

私が問合せをしたのが留学年の1月ごろで、応募締切が3月〜4月頃だったため、応募まで約2〜3ヶ月ほどの準備期間がありました。

直接お会いする中で、主にこのようなトピックで話をしました。

• 私のこれまでの経歴(大学での学びや職歴)
ロータリーの7つの重点項目のうち、どの重点項目と私の目指す専攻が関連しているのか
• どうやってロータリーについて知ったのか

私の専攻は7つの重点項目(私の場合は教育の支援)に直接関連するわけではなかったのですが、私は自分の経歴を通して、異なる分野から教育の支援について貢献できると思ったため、その思いを伝えました。本記事では、私の経験を元に、7つの重点項目との異なる専攻との関連を示すアプローチ方法についても触れています。

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