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もしかして:旧約聖書の天の火?【ヒプノセラピー体験談】

その日、私の
ヒプノセラピー(瞑想)は、
砂漠からスタートしました。

いつもは明るく穏やかな
海にいることが多いので、
珍しいです。

明るい青空、
そして白い明るい砂漠。
目の前には
小さなオアシスがありました。


そこでは、
様々な動物たちが
喉をうるおしています。

「そうだ。
 本当は全てのものが
 分け合えるんだ」
そんなふうに感じました。

ふと、となりに
不思議な鳥がいます。
見事な赤紫?紅色の羽、
大きな体に長い尾羽。
まるで、手塚治虫先生の
「火の鳥」を赤紫にしたみたい。

——なんでこんなところに、こんな鳥が?

そう感じる私に、
鳥はかすかに笑った
ような気がしました。

思えば、この鳥は
この後の出来事を
表していたのかもしれません。

★夜空を染め上げる紅色の炎


軽い木材でできた扉を開け、
その時の私の体に入りました。
編み上げたようなサンダル、
生成りの白っぽい服と
同じようなマントをつけています。

「急げ!急げ!」
「逃げろ!何ぼーっとしてる!」

どうやら友人?が
私を急かしているようです。
急きたてられるまま後に続いて走り、
砂漠の砂の中を駆けました。
私たち二人だけではなく、
大勢の人々が
同じように逃げまどっています。

夜、のはずなのです。

駆けていく先の空は真っ暗。
なのに、後方がやけに明るい。
私たちは息も絶え絶え走り、
そして立ち止まり、振り返り、
その空を見上げました。

あまりにも美しい紅色で
闇を覆われた空。

町の向こう、
空が燃えていました。
見たことのない炎の色でした。
(それまでこの時の私は、
橙色の火しか知らなかったようです)

訳が分かりません。
ここはどこ?
何の時代?
一体、今何が起こっている?

そのとき、
「メソポタミア」
にいるのだと気づきました。
そして今いる場所は、
「死海」のそば。
ふっと湧いてくるのです。

でも、目の前の出来事の
説明がつきません。

「神の怒りだ」
その声に、ただ
胸がぎゅうと締め付けられ、
恐怖を感じている「私」がいました。

「今の私」の考えで、
これより少し昔、
なにか楽しい場面に戻ることにしました。

★メソポタミアの設計技師だった「私」

その場面では、
私は友人と笑いながら
高台で建築の印付けを
していました。

名前はチートーツォー○○さん(聞き取れず)。

どうやら私たちは、
設計と技師を
兼ねているような
仕事だったようです。
今は「神殿」を
設計しているようです。

「しかし、お前は
 神を一切信じないのに
 こんなの作るなんて」

友が冗談半分、真面目半分で
そんなふうに言います。
「私」は答えました。

「ああ、神なんて信じないよ。
 そんなものいたところで、
 我々に何もしてくれないじゃないか。
 そんなの、いるなんて認められないよ。
 僕は単に、建物を造り上げるのが
 好きだからやってるんだ。
 神殿も家も関係ないよ」

このときの「私」は、
建物を「自分の作品」と
感じているようでした。
友人が同意をしつつも呆れます。

「まったく不敬な奴だ。
 そんな奴が神殿を造るなんて
 天罰が当たらなきゃいいけどな」

軽口なのが分かるので、
私は大いに笑い、
仕事をつづけました。


★天罰? 空で爆発した火

それはあまりにも突然でした。
地震のように轟音をあげ
大地が突然揺れたのです。

夕食どきでした。
飲み屋の建物内にいた我々は、
急いで外に走りでました。
夜のはずが、外はまるで
夕方のような明るさです。

「おい!見ろあれ!」

遠くの空で、炎の鳥が
羽ばたいているのかと
思いました。
それほどそれは、
あまりにも美しく
みたことがない色でした。

羽ばたいているように
見えたのは、
何かが燃えている炎でした。
私も町の人々も、
事態が飲み込めず
呆然とそれを見上げます。

「なんだあれ!?」

大声にハッとすると、
燃える空の上から、
なにかが降り注いできました。
——明るい火の玉。
それが空で燃え尽きました。

「今の私」なら
それが火球であり、
隕石であると分かります。
しかしこの当時の人々は
天の裁きの炎だと
思ったのでしょう。

「か、神が怒っておられるのだ」
「ここも危ない!逃げよう!」

恐怖は瞬く間に伝染します。
最初の衝撃に比べたら
ずいぶん小さいものだった
その爆発ですら、
町の人間は一目散に
炎で染まる空に背を向け、
走り始めました。
友人が私を揺さぶります。

「おい!何ぼーっとしてる!
 逃げるぞ!!」

つられて後を追いましたが、
私の心にあったのは、
恐怖だけではなく、
後悔と罪悪感でした。

我々の住む町が
燃えたわけではありません。
でも、轟音と振動と
爆発を目の前で見た恐怖感は、
人々を走らせ続けます。

疲れ果てた人々が
おそるおそる振り返ると、
地獄のような炎は
生えていた木々を燃料に
燃え広がっていました。
夜で涼しいはずが熱風を感じます。

「あれは天の裁きの火だ」
「なにか、我々の罪を罰せられたのだ」
「一体、何を……」
「よほどの事なんだろう」

恐怖とともに呟く
皆の言葉に、私は震え出します。

——まさか、私が
不敬な思いで神殿を造ったから?
それが神の怒りを買ったのか……?

後悔と懺悔で震える私に、
友人が声をかけてくれますが、
耳に入りません。

「お前のせいじゃない!
きっと、向こうの町の者が悪人だらけで……」

そんな言葉は耳に入りません。

明るくなり、
自分達の町に
被害がないことが分かると、
人々は帰り始めます。
私は、動けずにいました。

——私が、自分の作品に、
きちんと思いを込めなかったから。
神などいないと言っていたから。
私のせいで。

「おい、お前、何やってる!」

そして私は、
腹部にナイフを突き立て、
自害したのでした。

★天の間にて

自分で自分の命を断った彼は、
自力でそこから動けずにいました。
あまりに大きな罪悪感が
天へ昇ることを拒否していたのです。
「受け入れられるわけがない」
と思ったのでしょう。

そして
罪悪感は、それほどまでに
苦しい感情だということです。

「今の私」は、
彼を浄化することにしました。
名乗って、
怖がる彼をなだめながら、
一緒に白い階段を登っていきました。
(私を、自分を誘う悪魔じゃないかと疑うので、ずいぶん苦労しました)

登っていった先には、
いつものガイドさんが二人。
彼はやはり、
「そうは言っても悪魔じゃないか」
などと疑います。
自分が、神に許されるわけがないと
思い込んでいるのです。

ガイドさん二人に、
いきなり真っ白で大きな
羽がはえました。
『これで納得しますか?』
という感じです。

彼はそれから、
誤解と罪悪感を
解いてもらうのでした。

ガイドさんたちは言います。

あなた(今の私)は分かっているでしょうが
私たちも、あなたがたも、
結局は同じ存在なのです。
ひいては神なのです。

あなたは、自分自身に
罪悪感を感じていただけなのです。

罪悪感も、不要な思いも、
持っていて重くなったなら、
ぜんぶ私たちに預けなさい。
ぜんぶこちらに投げなさい。

あなたたちはただ、
自分らしく生きるだけでいい。
あなたを生きればいい。
それ以外のものは、
必要ないのです。

彼は泣き、
そして私も泣きました。
彼だけでなく私自身も、
「作品を作る」ということに
少なからず罪悪感があったのは
こういうことなのかと
分かったのです。

彼は後悔していました。

「自分はなんと浅はかだったんだろう。
こんなに大事な命を簡単に投げ出すなんて。
もう一度やり直せたら」

そこでもう一度、
二人で一緒に戻ることにしました。
(私は見てるだけの存在ですが)

彼はその後も
自分の思いを建造物にこめ、
友人たちと楽しく仕事をし、
一生をおえました。

戻ってきて
見違えるような雰囲気になった彼は、
私に教えてくれました。

「遠慮はいらないんだ。
どんなものかも関係ないんだ。
できあがったものが、
誰かのためになんて
ならなくてもいいんだ。
ただ、自分の
『これを作りたい』という意思を
そこに込めるだけなんだ。
それが生きるということなんだ

そして、
金色の羽ペンをくれました。
まるで金色の三日月です。

「君はこれからもたくさん
文章を書くんだろう?」
と笑いながら。

彼が光の世界に帰ってから
ガイドさんとお話しましたが、
詳細はあまり覚えていません。

でも、とてもいい変化で、
「やはり私たちは神なのだ」
と自覚した感じでした。

★調べたら、まさかの……


さて。

「ヒプノセラピーで出てきた過去世が、本当かどうかには意味はない」

というのは
ご存知の方も多いでしょう。

とはいえ!
歴史に大きく関わりそうな
出来事があったと知れば、
仕方ない!気になっちゃう!
ということで、
このあと私はググりました(笑)

実際それで、
事実だったのかもしれない……という
情報が出てくることもあるのです。
(↓参考)

今回、歴史に刻まれていそうな
キーワードはいくつかありました。

「死海」
「死海のそばの砂漠」
「隕石の空中爆発?」
そして「メソポタミア」。

世界地理にとことん疎く、
そして
メソポタミア文明には
さっぱり詳しくない私ですが、
色々調べてみました。

すると、驚くことが分かったのです。

まず、
死海のすぐそばに、
砂漠が実際にあること。
(※ユダヤ砂漠といいます)

そして、確かにその近辺は
メソポタミアだったこと。
(チグリスユーフラテスしか知らなかった)

あとは、
隕石の落ちた証拠など
あれば……と思ったのですが、
ずいぶん昔(紀元前)
のような気がしたので、
無理だろう……と
高をくくっていました。

すると……
あったのです。

死海のそばで、
紀元前3600年前後に、
隕石落下による大爆発が
起こったのでは?
という記事が!
いくつも!!

たくさんありましたが、
参考までに一番詳しいものを↓

そして、上の記事でも
他の記事でも触れられていますが
もしかしてその大爆発は、
旧約聖書にある
ソドムとゴモラの話なのではないか?
……と。

本当のところは分かりません。
誰も証明できないからです。

私は
メソポタミアのどこかの町で、
爆発と火球、
燃え上がる火柱を見ました。

そして「死海」の上空で
何かが爆発し、
一夜にして一帯の町、
2500人以上の行方が
知れなくなったという記事。

それだけは、
地球の歴史に
刻まれているようです。


その後、空に現れた鳥🕊‎と…♫?


★いらない感情は投げ出していい

暴論に聞こえるかもしれませんが、
きっとそういうことなのです。

いらない感情、
罪悪感、嫉妬、
自己卑下、憐憫……

それらは全て、
他人の目を気にしているようでいて、
結局「自分のこと」しか見ていません。

後生大事に持っていてもいいけれど、
「いらないな」
「もう邪魔だな」
と思ったら、捨てていい。

うまく捨てられなかったら、
私たちに預けていい。

そういうことを、
ガイドさんたちは言っていました。

あなたには、
罪悪感はありますか?
自分ってダメだな
という気持ちはありますか?
人と比べて卑下しちゃいますか?

それらは、ぜんぶ
預けていいそうです。
ずっと握りしめなくていいそうです。

そして渡したときに、
「ごめんなさい」は
いらないそうです。

「預かってくれてありがとう」
がいいそうです。

あなたも、もし
手放したい何かがあったら
一緒に預けてみませんか?


最後までご覧いただき、ありがとうございます😊✨

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