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集中する、ということ

先日、久しぶりに
お友達とカラオケに😊💓
めっちゃ楽しかった~!

家族とカラオケは
たまにするのですが
褒められることは
特にないので、
まさか感動してもらえる
とは思わず……光栄でした😂✨

一緒にいったお二人が
「なぜこんなに感動するのか」
を議論していたのですが……

(※上手いからではない)

一瞬、それは置いといて。


今日のお仕事中、
つまり
ヒプノセラピー中に、
「あ……!」と
思うことがありました。

お客さまが
「集中とは、楽しむということだ」
と女神さまに
いわれていたのです。


これを聞いて私、
ズガン!と
何かが落ちたような
つまり腑に落ちたような
気がしました。


職人さん
料理人さん
パティシエさん
音楽家さん
漫画家さん
歌手さん
ダンサーさん
いえ、
どんな人でも。

ハイクオリティな
パフォーマンスには
「集中」があります。

集中ということが、
楽しむということ。

「楽しむ」とは
ハイテンションで
キャッキャウフフする
だけではないんですよね。

もっと落ち着いた、
「今これをしている」
という、
自分が「今この瞬間」に
あるということ
なんです。


そんなことを今日
セラピー中に
お聞きしていて、
「あ、これに近いのかも」
と思ったんです。歌。

私は別に歌が
上手くもありませんし
うまく歌おうと
してないんですが、
たぶん、
楽しんでたんです。

目の前の歌に
集中していた。
のめりこんでいた。

それが、
「感動したのはなぜか」
の理由に、
一番近いのかもしれないな
……などと思ったんです。


以前、ある本で
蒔絵の家系のかたが
「上手く書こうとしているな」
と父親に指摘された
という話を読みました。

「上手く描くな」
と言われたと。

自分は兄よりずっと
上手いつもりでいたし、
事実上手かったし、
上手く描く努力をしていた。

でも父は
そんな自分ではなく、
朴訥にただ精進し続ける兄を
後継者に選んだ、と。

私がこれを読んだのは
学生時代でした。
そのときは
「なんでだろう」
と思っていました。

その蒔絵師の弟さんと同じく

「なぜ上手く描こうとしてはいけないのか」
「それの何がダメなのか」

と感じました。

読み進めるうちに、
「ああ、もしかして」
と感じたことはありました。
でも、まだ若かったので、
深くは腑に落ちてなかったんです。

それが今日、
セラピー中に
「集中すること」と聞いて、
「これか」と思いました。

「上手く描こうとする」は
自分ではなく、
他者の視点を意識しています。
目の前の絵そのものに
集中していないんです。

野球で、
「上手く振ろう」
「上手く打とう」
としていたら、
本当のヒットなんて
きっと出ないのでしょう。

目の前の一球一球に
集中するからこそ、
一見不利な球筋でも
ホームランとなるのでしょう。

陸上選手も、
「うまく走ろう」なんて
思って世界記録を出しません。

ダンサーも、
一挙手一投足に
意識はしても、
「うまく踊ろう」
とは思っていないはず。


そういうことか、
と思いました。

それと同時に、
ここでは上手く書けない
自分のお仕事に関係する
新たな境地が見えた
ような気にもなりました。

本当に、
出会う方、出会う方が
鏡のように教えてくださいますね。
ありがたし!✨

そんなわけで、
今日は
「集中すること」
のお話でした!

最後までご覧いただき、ありがとうございます😊✨

どうぞサポートのお気持ちは、ご自分へのご褒美に使ってあげてください♡