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スポーツは戦場

相手を潰す勢いでボールをとりにいけ。


よー聞く言葉ですよね。
僕は小さい時にサッカーを始めてから
性格上
ファールすらできない選手でした。笑

僕は戦国時代に生まれてたら即死。


審判に何かを言ったことも数えるほど
イエローカードは一回

それくらい
相手に怪我させたくなかったし
文句も言えなかった。

そう教えられたから
もちろん、格闘してくるチームはたくさんありました。
ボールのないところで蹴られたり、背負い投げされたり

どんだけ負けてても
ストレス溜まっても
何かにぶつけることは悪だと教え込まれました。
悔しかったら試合に勝て
結果が全てやと。

小学生の時は全国2位
中学生の時も全国大会にでました。

みんな、球際が激しいけど
そういう大会には
オラオラしてるやつとか
わざと削りに行ったり
背負い投げとかは
されることはなかったです。


で、海外で数年プレーして
当たり前のように
殴られる、蹴られる、背負い投げされる、暴言
差別用語を受け続けてきましたが。

全部、僕の反省点です。笑

わかってくれる人が僕のプレーを見るのと、
初見で、プライドのお高い国の方が見る僕のプレーは
同じプレーでも賛否分かれます。

僕の得点とアシストもあり勝った試合でも
同じチームメイトにボロカスにいわれ
全部のプレーに対してボロカスに言わても
終わった後に相手チームに
何で1番安定してるやつが
あんなにボロクソ言われてるの
うちのチーム来いよって言ってくれるくらい

本当に人によってチームのお荷物にみえたり
中心に見えたりするよくわからない選手です。笑


味方の選手のクソ汚いプレーで
相手が倒れて
痛がっていました
審判はとめなかったけど
僕は外にボールを出しました。

ボロッカスに言われました。
一回プレーとめたくらいでいう元気あるなら
もっと動けよな。

そのプレーに対して、プライドのお高いお国柄の人らは永遠に文句を言ってましたが、観客やベンチの人ら、僕を知ってる人からは違う文化やから気にするなと言ってました。

そして、ハーフタイムに
試合中は何があっても死ぬ気でやれ
終わったら友達だけど
試合中は敵だ。
潰す勢いでやれ
命かけろ
俺らはそうやってやってきた

って言葉を聞いた時に

死ぬ気でやって、毎回潰すくらい本気で闘って、このレベルかよって思いました。

文句言う体力あるなら
シュート外した後
あーとかいって上見たりしないで
はよ戻ってこいやし

最初の2つの失点はどうやって決められたのか。
何回もチャンスを外したり、
パスをミスった自分を棚どころか、飛行機の上にあげるくらい、たかーいところにあげ

僕のポジションひとつ、
痛がる選手を気遣うたった一つのプレーには
全力で罵声。
同じ国の選手がふざけたプレーしてボールを取られた時は笑っている。

そして、自分らが、ファールでもなしに相手にちょっと蹴られたくらいでギャーギャー騒ぎ
レフェリーに攻撃。
痛がるふり

その時間、行為の方が無駄


なんて素敵な国なんだろう。

大丈夫。
もしその道にそのプロがいないなら自分がなればいい。
無理して人に合わせることもなければ、
同じ路線に立つこともない。

一度きりの人生
誰よりも楽しんで、プレーするのが1番よ。


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