サッカー・インテリジェンス #062

さて今回は、サッカー日本代表が、
W杯で優勝する為に、必要な何かを考えてみる事にしよう。
(ようやく、書く気になった。)

以前のブログでそれならば、まずひとつは、ミドルシュートの
徹底した強化が必要であると書いた記憶がある。

では今回、それらを具体的に書いていこう。

森安監督をはじめとして、主将である遠藤くんも含め、
現在の日本代表選手達は、大変無謀な事を話していた。

それは、W杯で優勝したい !!


…無謀である。笑

…しかし、なんて清々しい人達なんだと、
僕はひとり感心しながら観ていたものである。

無謀なる挑戦者は、僕も嫌いではない。

さて、日本人選手を、世界からの目で比較した時、
まず目につくのは、その体格である。

例えば欧州、南米、アフリカ勢らと比較した時、アジア勢は、
どうしても体格的には不利な条件で戦わなければならない。

近年では、欧州にも日本人選手達が、
大勢進出しており、クラブでも定位置を確保するなど、
20年前では、想像もつかなかった現実がある。

フィジカル的に言えば、日本人選手達は、
欧州の舞台での、激しい競争に食い込む事が出来ている訳だ。

体格が全てではないが、しかし、体格は重要な要素である。

そこで僕が提唱したいのは、ミドルシュートである。

世界の舞台では、ガチガチの肉弾戦で、
苦戦を強いられるであろう事態を想定して、
欧州や Jリーグで活躍する、全ての日本人選手達には、
ミドルシュートを武器にすべきであると、僕は提唱する。

…言ってしまえば、GK 以外の全てのポジションにおいては、
チーム全体から観てみて、

どこからでも、
どの角度からでも、
どのような状況からでも、
どんなにゴールから遠くとも、

強く、速く、正確に枠内へとミドルシュートを
撃ち込む事が出来、かつ得点も重ねられれば、
日本人選手達にとって、それはとてつもない武器になるだろう。

別に、

ロベルト・カルロス
スティーブン・ジェラード
ドログバ
ポール・ポグバ

彼らのようなシュートを撃てとは言わない。

僕は、イングランド・プレミアリーグが大好きで
よく観ているのだが、最近目についたのは、

ソン・フンミン
エンシソ

特にエンシソは、体格的には小柄な選手でもあるが、
昨シーズン、ブライトンで、
素晴らしいミドルシュートを決めていたりする。

彼らは特別、身体能力が高い訳ではないから、
あれらのゴールは、日々の練習で努力を積み重ねていた事は、
容易に想像出来る訳だ。

元日本代表である乾 貴士選手は、W杯の舞台で、
自分の得意な角度からゴールを決めていた。

ミドルシュートとは、謂わば、飛び道具である。

日本代表選手達が、ミドルシュートに強い事が相手にバレれば、
相手の守備陣形にすら、大きな影響を与えるだろう。

相手の GK が、リスクを恐れて、
タッチラインの外に押し出すかもしれないし、
もしかしたら手元が狂って、ボールが溢れるかもしれない。

前者では、コーナーキックになるし、
後者では、絶好の得点のチャンスにもなる。

いずれにせよ、味方にチャンスを引き寄せられる。

ミドルシュートを極めていけば、

アルゼンチン
ブラジル
イングランド
フランス
スペイン
ドイツ

これら、世界の強豪チームからでも、
ゴールを陥落させる事が出来る。

ミドルシュートの強いチームが、世界を制す。


僕は、そう確信している。


THE END 











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