#制服の自由化

文明歴 00xx.xx.xx.


日本にて、新たな選択制教育制度のスタートと共に、
各学校が指定していた、制服の自由化もスタートする。

一部の有権者たちからは、反対の意見も根強い
制服の自由化とは、一体どのような制度なのか?

これは各学校の教育方針によって、違いが見受けられるが、
学校の教育方針とは原則、各学校に委ねられている。

今回のように、国が制服の自由化を提唱していたとしても、
各学校は必ずしも、それらに従う必要性はない。

生徒の制服を統一させ、校則や規律等を重要視する学校も、
当然、あるだろう。

今回、制服の自由化を謳う学校の場合、
例えば校則として、制服の着用を義務付けていたとしても、
その学校が指定している制服を必ずしも着用する必要はない。

今回、新たに導入されるのが、全国に展開する学校の制服一覧を
確認出来る、専用のアプリの存在である。
(PC、携帯・タブレット端末にて、無料でダウンロードが可能)

家族は、このアプリを通じて、好きな制服を選択し、
制服を購入するか、レンタルするかを選択し、注文すれば、
早ければ、1週間以内には自宅に届けられる。
(レンタルの場合、数に限りがある)

例えば今日は、愛知県 xx 学校指定の制服、
明日は、秋田県 xx 学校指定の制服と言った具合で、
生徒は毎日、自分の好きな制服を着る事も出来る。

まだ現時点では、議論している段階ではあるが、
海外の学校らと提携すれば、その学校の制服も購入可能となる。

東京都や、大阪都の特別行政自治区にて、
以前から試験的に導入されていた、
今回の制服の自由化であるが、人気の制服も当然存在する。

ここ4年の間で、超人気を誇っている制服がある。
それがこの、秋田県 xx 学校の制服だ。

とくに、全国の女子生徒からの反響が非常に強く、
現地工場では、生産が追いついていない状況だという。

現在、この制服が届くまでは、約6ヵ月待ちという話だ。
(この制服は、購入限定のみ)

近年では、既存のファッション業界からの転職者も増えている。
これからの日本では、実に様々な制服を目にするかもしれない。


三哲新聞


THE END 

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