#008〔どうしても君が好きだ〕



どうしても君が好きだ
AKB48
2023


AKB48 に関していえば、以前にも書いたと思うのだが、
選抜メンバーの発表は、わりと『さらっと』出す事がある。

だから、新曲初披露の直前の、数時間前からのタイミングが、
僕にとっては、最も強い、緊張感を感じてしまうのです。
(なんでいつも、僕が緊張しなければいけないのか。笑)

曲調が、今までの楽曲と比べてみても、
少し『毛色が違う』印象である。

…振り付けが、きちんと揃っている…。

メンバー固定で、少人数のグループであれば、まだしも、
メンバー非固定で、かつ大人数のグループで、
ここまでやっているグループは、やはり、他には思いつかない。

以前に、根も葉もRumor の事を書いた時から思っていたが、
このグループは、

他の何処にも、負けていないのである。

今回も、とても良い楽曲だ。


この楽曲は、AKB48版 15の夜だと感じた。


…僕は、ひとつのエンターテイメントを観ている頃、
『ある事柄』を、考えている時がある。

それは、このエンタメや、それらを実際に動かしている人達が、
何を考えて、どう行動し、何を発信し、どの方向を向いているのか。

これらの様子は、端から観ているだけで、
何となく掴めるものだし、時間を経て、観えてくるものでもある。

逆に僕が嫌いなのは、上記に挙げた事柄等が、
ちっとも『観えてこない』エンタメ。
つまり『何をしたいのかが』全然わからず、理解不能なエンタメ。

意図して伏せていたり、あからさまに隠しているエンタメの場合、
何かの拍子で、自然と、それらがもたらしている意図的なものは、
何処か『伝わってくる』ものでもある。
だから僕は、それらが観えた時、思わず『安心』するのだと思う。

AKB48 の場合は、それらが明確に『観えている』ので、
観ている側としても『安心して観ている事が出来る』のである。



THE END 



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