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井の中のアイツ

こんばんは、パーフェクトクローザー様です。
10月中旬ですが、大きなイベントがあるのをご存知でしょうか。勿論アレですよね。私の誕生日です。今年の10月16日は私が生まれて21年目の記念日です。皆さん盛大に祝いましょう。

幼少の頃は誕生日を今か今かと待って、待って、待ちくたびれるほど楽しみにしていましたが、21歳の僕には楽しみどころか、おっさんにどんどん近づいている恐怖心の方が強いです。皆さんも同じ気持ちなんじゃないでしょうか。

あと同期や年下の人たちがどんどん活躍している世の中に少し嫉妬や羨望したりしませんか?僕はめっちゃします。なんか同期や年下には負けてないっていう謎の自信が高校くらいまではあったんですよね。というのも天才アスリートだったり天才子役だったり、自分の世代より下で活躍してるのはごく数人だったじゃないですか。芦田愛菜ちゃんとかね。あの人たちは天才なので嫉妬心もなかったんですが、今売れてるyoutuberやtiktokerとか若手バンドマンには何故か嫉妬心が起こります。彼らはどちらかと言えば努力で成り上がってきた人だから、昔から頑張ってれば自分もその位置にいれたんじゃないかと思うと人生を後悔したくなります。まあその位置につくまでに非難や困難があったのは重々承知ですけど…

今回画像に載せているのは、僕の一個年下の「ルサンチマン」というバンドです。曲の完成度が高く、歌詞も綿密に練られており、それでいて技術面もすごい。このバンドはもっと売れます。でも同世代だから売れてほしくないなという感情が強いです。大物になっていく同世代と自分を比べて弱さに気付きたくないんです。言い換えれば大海を知らずに井の中にずっといたいんです。

でもそうはいきませんよね。大学に入って今までは交流することはなかったであろう人と交流してきました。やはり自分より格上の人が多く、こいつには敵わないって思うことがたくさんあります。逆に自分よりこの面では劣ってるなって思う人も少なからずいます。でもその人たちを馬鹿にしたり下にみたりすることはないです。ここが前回隠していた私の成長した点だと思います。なんか多様性や個性を認められるようになったと思うんです。
最初のnoteで吃音の子の話をしましたが、数年前の僕なら彼について嫌な触れ方をしてしまうんじゃないかなと思います。今の僕から見るとその行為は最低で最悪だと思います。悪気のない行為を馬鹿にすることは今後一切ないと誓いたいくらいです。

ちょっと話がズレるかもしれませんが、大学に入ってブサイク等の容姿をバカにする発言やそういうことを言う人ってめっきり見なくなったと思いません??僕も人の容姿に触れることは無くなりました。人を性格で見れるようになったんなら、かなりの進歩だと思います。

自分では取らないなって思う行動も、その人にとってみれば普通の行動なわけで。そういう多様性があるから人々は交流をやめないんだと思います。

弱い人を助けることはできなくとも、その人に思いやりの心を持つくらいはできるようにこれからも意識して、なんなら無意識のうちにできるようになっていれば、少しは大人になれているのかなと思います。

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