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合成燃料

合成燃料でエンジン延命? 12月2日(土)放送分 配信終了まで1週間以上

 「石川和男の危機のカナリア」を良く観るのですが、今回は合成燃料の回。番組を観て思ったのは二酸化炭素(CO2)と水素(H)の合成でガソリンと同等の合成燃料が作れるという話。二酸化炭素の有効活用で合成燃料が作れるって凄い話なんだけど、テンションを下げるのがエネオスの重役が合成燃料生成はコストが掛かると大きく主張していたこと。1リットル600円ぐらいって話。こんなに高けりゃ使えない。

 日本の再生エネルギーは凄く高い。再生エネルギーは発電したらすぐに消費しないと消えてしまう。電力備蓄は余った電力で水素等に変えるべきって話なんだけど、日本の場合には元が高いし余る電力も不安定で使うのが難しいみたい。それで番組内では再生エネルギーの安いオーストラリアや北欧で水素を作って日本まで船で持って来る方が良いと。

 何だか水素生産の方に話が行ってしまってて、肝心の合成燃料は高いからって話で飛んでしまってたのが残念。

 水素って話だと番組では扱ってなかったが水素を原料とする燃料電池に依る発電や燃料電池車や水素自動車の方がよっぽど未来がありそうに思える。どうせなら、そっちの方向に話を持って行って欲しかった。

 合成燃料って話だとCO2と触媒で滅茶苦茶安いガソリン(リットル10円)が出来るって話もある。その原理を広く公開するとか触媒を売るとかすればもっと注目されるだろうにと思うのだけど、何だか怪しい金集めにまわってて良くわからない。本当の事なら凄いんだろうけど。他にも合成燃料をYoutubeで探すと怪しげな話がいっぱいです。


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