Bach パルティータ第６番
毎日聴いたり、弾きたいという曲ではないけれど、
ふと色んな思いがよぎったとき、何か心がざわつくとき、
いや、曲に引き付けられたときに触れたい曲といって
いい曲かもしれない、このBachのパルティータ第６番。
最初のトッカータとフーガ。
分散和音がテンポ感・調性感がなんとも言えず、あたかも未来から
きたような感じをいつも与えてくれるような不思議な陶酔感。
演奏は人によってはクセがあるかもしれないがグールドを。
主旋律の右手・左手のやりとりがフーガに入ってからは、
受け応えの妙というか、正直たまらない（拙い自分が弾いても
弾きながら溜息がでるような感じ（笑））。
そういう意味ではペダリングは難しいのかなと（不協和音的な響きも
結構あるため。ただ、そこを踏まえた上での名人技的なペダリングも
あるかもと最近思ってしまう。）。
平均律よりはメロディアスなところが、若干違ったような感じ
（もちろん平均律にもメロディアスなものもありますが）があって
たまさかに聴きたく・弾きたくなる曲として書き連ねました。
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