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脱デジタル!イラストが趣味の自分が万年筆に目覚めた理由 Vol.1 デジタルの長所と短所


ごあいさつ

初めまして。井澄と申します!

昔からイラストが趣味だった私ですが、

最近万年筆に目覚めてしまいました。


その使い心地が最高すぎるのでこちらで共有したいと思います!


また、ここでは自分流のイラストの描き方など

幅広く紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします!


ずっとデジタル人間だった自分


私は昔から(物心ついた頃から)絵を描くことが好きだったのですが、

高校時代にPCを手に入れてからというもの、ずっとデジタル人間でした。

もちろん、授業中は教科書&ノートの端だったり、

その下にコピー用紙を広げてこそこそ描いていたものでした。

当時の懐かしい絵はこちら。

イラスト-min

ノートで隠せるようにB5のコピー用紙を使って、

せっせと斜線を入れていましたよ、それはもう真剣に!

(この時、学校のプリンタで絵をコピーして

友達と交換するのが流行っていました。懐かしい)


そうして授業中は延々と絵を描き部活をし、

家に帰った後はパソコンをつけて作業をしていました。


当時の作業環境を紹介します。

・windowsだったのでSAI

画像1

https://www.systemax.jp/ja/sai/

(今はSAI 2 の開発が進んでいるようですね。

30日無料体験もできるので興味ある方はぜひ!)

・ペンタブレットはintuos 4のSサイズ

画像2

当時、お小遣いを貯めて賈いました。

ペンタブレットはWACOMが絶対おすすめです。その話はまた後日。

(新しいものはこちらです)

(デジタル作業についても今後詳しく紹介したいと思います!)


ここから始まり、延々とデジタル沼に浸かっていた私ですが、

時は経ち、心機一転!なんとこの度アナログに回帰することになりました。


デジタルのメリット


長年実際に描いていた感想をまとめると、

デジタルの長所

・紙や画材など減らない

・様々な色、筆が使いたい放題!

・いくらでもやり直しができる!!

・端末があればどこでも同じ作業環境で描ける!

これらの利点が大きいです。

(現に今もiPadを所有し、持ち歩いています)

イラスト2-min


ではなぜ、万年筆沼に落ちることになってしまったのか。

それは、私の描きたいものが変わったことと、

それによるデメリットを感じることが大きくなってきたからです。


「イラスト→小説→イラスト→漫画」

私はとにかく創作をするのが好きで、

特に「漫画を描きたい!」と思っているのですが、

様々な障害にぶつかり、今まで何度も挫折してきました。


それは背景が描けなかったり、トーンワークに難儀したり、

自分がモチベーションを保てなかったことによるものです。


そのため、

「絵から離れて小説を書いてみたり」

「イラストの練習をしてみたり」

を延々と繰り返して生きてきました。

(かつて書いた短篇小説のリンクです。お時間のある方はぜひ!)

この小説を書くという経験が、私の中で非常に大きいものとなりました。

ふと、「イラストの周期」を迎えた私が

漫画のストーリーを書いてみたところ、

すらすらと筆が進むのです。(正確にはキーボードを打つ指ですが)


よし、後は絵を描くだけ!

そう思った私がデジタル機材を引っ張り出して描きはじめた時、

漫画を描く上でのデメリットを思い出したのです。


いざデジタルで漫画を描くぞ!……あれ?

当時の作業環境は、定番の液晶タブレット+PCでした。

そのデメリットを紹介します。


1、原寸大で描けない

当時、転勤先で購入したものがこちらの商品でした。

安くて、ある程度評価もよく、

15.6インチという液晶サイズも十分でしたので

購入に踏み切りました。

……ですがいざ描いてみると、

当たり前ですがいくらでもズームできるのです。

そのせいで実際の紙のサイズあたりの大きさが全く把握できず、

無駄に描きこんで画面がうるさくなってしまうことがよくありました。

原稿用紙と画面のサイズを合わせようと試みますが、

全体を把握するためには画面の大きさが足りないのです。


2、やり直しできすぎて、いつまでたっても描き終わらない

漫画を描くソフトはCLIP STUDIO PAINTを使用していました。

当たり前ですが、『取り消し』ができるので何度でも描きなおせます。

また、レイヤーを重ねて線やトーンを分けることができるので、

とにかく試行錯誤してしまい、一向に完成する気配がありませんでした。


3、消耗品はある。そして高い。

先ほど、デジタルでは画材が使いたい放題だ、と書きましたが、

減るものが一つだけあります。

それは「ペン先」です。


ペンタブレットではいわゆる「芯」、

apple pencilでは「ペン先」がものすごい勢いで減ります。

そしてその値段と頻度が半端じゃないのです。


こちらは液晶タブレットのペン先です。

1本約60円。

良心的な値段ですね。よしとしましょう。


それがApple pencilになると、

!?!?!?

4つで、2,000円超え…!?

1つ、約500円…!?

(しかもめちゃくちゃ減りが早いです。

私は毎日描いていて、一つ三ヶ月持ちませんでした)


デジタル環境にも、このような「チリも積もれば」な出費があります。


4、夏暑い!

これはもう個人的な文句のようなものですが、

どうしても長時間作業をしていると熱くなります。

冬は顔をくっつけたいくらいほかほかですが、

夏はもうどうしようもですよね。


以上の理由から、私のデジタル離れは加速していきました。

そしてふと、

「線、背景をアナログで描いて、仕上げをデジタルでやる」

という方法でやろうと考え始めたのです。


2へと続きます!

こちらからどうぞ!


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