非モテ女子大生、イケメンになりたい

イケメンになりたい。そう思ったのはいつ頃だろうか。とても急な話だが私はバイセクシャルだ。そう、両性愛者だ。高校時代、とある女性の先生に恋をした。女子校という環境下だったからというのもあるだろう。けど、それが最近違うと気づいた。女性の芸能人が好きで好きでその人のことを四六時中考えてその人をみるだけでドキドキしてしまって…。バイだからといって別に誰でもいい訳でもないということを理解してもらいたいと思ってる。それが本音。けど、それができなくてもいい。まぁ、考え方は人それぞれだもんね。高校時代、家族に「女性の先生に恋をした」とカミングアウト。けど、予想外だった。私は受け止めてくれると思った。父からは「気持ち悪い」だの、飲み屋でばらせるなどがあった。だから、今は女性の芸能人が好きだろうがカミングアウトしていない。バイだともいっていない。全ては自分次第。カミングアウトしたかったらしてもいい。したくなかったらしなくてもいい。あと、私は「男らしく」、「女らしく」っていう言葉がこの世で一番嫌いな言葉だ。大学に入ってから何度この言葉を叩きこまれたことだろう。友人からは「女だから頑張らないとだめ」、知人からは「男にモテたいんだったら常に女らしい格好をしないといけない」と。けど、LGBT 関係なくそれは今の時代おかしいのではと思った。なんで女性が男性のために頑張らないといけないのか。その考え方にもううんざりだ。女だってズボンをはきたいときだってある。男だってスカートをはきたいときだってある。誰だってそうじゃないか。けど、今私が何の性に属するかは決めなくていい。定めなくていい。自分らしく生きてたらそれで良いのだから。自分らしく生きるからといって自分磨きを辞めるとは言ってない。自分が好きな自分でいたいから自分磨きをする。だから、今日も自分のために頑張れる。

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