【読書】大城文章「僕の心臓は右にある」

チャンス大城の「僕の心臓は右にある」という本を読んだ。面白い。尼崎の話、東京の話、いずれも濃厚だった。いじめや受験失敗や貧困を味わった結果、途中で人生を投げ出したくなったり、ねじ曲がった人間観ができあがったりてもおかしくないのに、こんなに率直な大人で生き続けていること自体がすごい。

路上で酔っ払いすぎるとおまわりさんに名前を覚えられることになるとは初めて知った。椎名林檎と出会ったエピソードの後の、椎名林檎的お店の件が面白かった。

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