【美術館】ボテロ展

「ボテロ展」に行った。素晴らしい。写真はその風景をそのまま写す一方で絵画は画家の目を通したその風景が描かれる。そのため絵画の価値とは作品からにじみ出る画家の作家性にあると思う。ボテロの作品で描かれる人物やモノは現実のそれとは違っているが、その分だけ現実世界がボテロの目に入るときの屈折部分が見えて面白い。この展覧会を見終わる頃には、ふくよかに描かれた人やモノが自然に見えてくるという不思議。面白かった。

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