【読書】浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない 再会」

「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」の続編を拝読した。前半と後半でシーンが全く異なっている。転校した主人公が描かれるのが前半で、ここでは志向に関係なく好きな人を好きになるということが描かれていて、まさに青春的であると思い、よかった。後半は前作で出てきたある人物について描かれる。この人物は今作の前半に登場しないのでやや唐突感を受ける上に、救いようのない話だったのであまり読んで心地よいものではなかった。前半だけで良かったのではと思った。

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