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ずっとは続かないからね

人生で初めて、しっかり告白されましたネ!
昨日のことです。

恋愛はたくさんしてきました。一番最初が、幼稚園のナオトくん。それから小学校から好きで中学に入って付き合ったけど1週間で分かれたヨネモト。蛙化を起こした初バイトのケンタッキーで一緒に働いた3歳上の高木さん、高校1年で同じクラスだった福田君とか、大学生でバイト先の居酒屋の店長とか。
まだまだいるぞ。新卒で同期だった機械学習に詳しいあの人も、情熱的でアプローチはすごかったけど私の好きな曲を馬鹿にしたゆーた君も、去年まるまる温めた顔がマジでタイプの地雷系野郎もです。

色んな人に、恋をしてきたし、私も色んな人に恋をされてきたわけで。だけど誰かを彼氏にすることも、誰かの彼女になるのも実際は2回目なんです。26歳でこれが少ないのか否かは知らないし、別にどうでもいいことだけど、経験値で言うと完全に少ないです。

付き合う前というフェーズは散々やっているけれど、お付き合いが始まってしまうと急に分からなくなる。正解なんて無いってわかってるけど、普通はどうなんだろうって知りたくなるのが普通なんだって許して欲しい。
今まで通りなのがなんだか気恥ずかしいし、変化がないと悪い気もしてる。
だけど、それをずっとは続けられないから、継続できる振る舞いをしていたい気もします。とはいえイチャイチャはしたいぞ。

まあ私自身の話はさて置き、あの人は私にどうして欲しいんだろうと思います。私に何を求めて気持ちを伝えてくれて、これから私とどんな関係を築きたいんだろう。早いうちに確認しておこうと思います。次に会った時にでも。

一夜明けた今でもニマニマしてしまうのですが、『こういう俺ですがお付き合いしてください』だなんてシンプルで素敵な告白のフレーズを、羊の群れから外れっぱなしの私が言われる日が来るとは思わなかったです。
いつ言おうかは一日中悩んでいたみたいで、待ち合わせ場所で落ち合って、一日過ごして、帰路を辿って、また待ち合わせ場所に帰り着いたタイミングで伝えてくれました。

私はぜーったい告白なんて出来ないので、それをしてくれただけでとても嬉しいし、尊敬でしかないのですが、要望が多い料理店の私が困ったり怖がったりしない状況を考慮し、伝えてくれたのが本当に嬉しかったです。
すごく頭を使って緊張しただろうし、ありがとうでしかないですホント!

以降はこれから私が、そんな聡い彼と時間を共にする上で気を付けていたいことを記しておこうと思います。
気持ちだとか記憶はとてもテキトーで、目に見える形で残しておかないとすぐに忘れてしまうから、また後で見返すことができるように、肝に銘じることをピックアップしました。それでは、未来の私へ。

私にとっての紙切れも、彼にとっては御守かも

私に考えがあるように彼にも考えがあります。私が許容できる範囲、彼が許容できる範囲は違います。お金なんて紙切れだけど、彼にとってはきっとそうじゃないんです。『それはおかしいよ、仕事だからってそこまで我慢する必要ないよ』と私が思っても、彼にはそれが必要な我慢かもしれない。
だから、彼の向き合うものや彼の人生にかかわるものに意見をするときは、奥華子の『迷路』を聴くべし!

彼女の特権

社会では純粋に成果を評価されることって非常に稀で、上手に立ち回ってアピールできる、いわゆる社会性の高い人が報われやすい構造になっています。非常にむかつくことだが、しかしながら評価しているのが人間である以上は『たかだか会社での評判なんてその程度』だし、評価する人にとって、都合がいい存在が認められているだけなんです。どうせ上澄み部分しか見てないの。
でも私と彼の間には社会なんて無いから、良い部分も悪い部分も含めて、会社の人が見てないところを見ていたいな。で、そこに感謝できたりするのが彼女の特権だと思うから、しっかり見つけて、しっかり伝えよう。

反骨精神は私だけ持っていたらいい

彼の素敵なところなんですけど、私の話を聞いて、そのうえで分かろうとしてくれる。でも彼は私と違って組織の中で立ち回って生きていける人だから、私の考えは確実に邪魔なのでございます。
実際に私は、私の考えをしていて生きづらさがあるので、それを彼が知り、わざわざ生きづらくなる必要なんてまったく無いわけです。
だから私の考えって、お付き合いが始まったこれからは言う必要はなくて、ひねくれた上で私の選んでくれている現状があれば充分なんだよ。

恋人<親友

私の性格上、カノジョカノジョはできないですから。語尾にハートも無理だし、女々しいって言葉が辞書に無いですもん。そもそも女々しいってなんだよ。
あとは予てより根底にあるのが、社会には上司と部下、教師と生徒、親と子、男と女など様々な対比と関係性があるけれど、そんなことより『人と人』でしょ?という考えです。
そのような中で、最も信頼が厚いと思うのが『親友』って関係性だと思う。だってどこまでも平等で、一番ピュアで軽く、厚い絆に思えます。
だから『良い彼女』ではなく、親友に近い関係でいたいなあ。まあやることはやるんでしょうけども。
彼氏というよりは親友に対するように、思いやりを持って接していよう。


色々追加しそうだけど、2024年4月29日時点ではこのくらいにします。
まあお付き合い始まったけども、彼氏というか『好きなひと』の意識を持ち続けたいな。持ち続けて欲しいし。キラキラしたままでいたいです。

あと大事なのが、これからも迷ったり悩んだり、一人では判断しきれない問いが出てくると思うけど、重要なのってこれまでの経験だとか、初心ではなくて、『誰に相談するか』『適切な人に、相談できるか』だと思うんです。
それさえを、しっかりと見極めることができれば、どこまでも素敵に、数多くの選択と向き合っていける気がする。

人生において我々が作った鎖に、我々は繋がれているに過ぎない。
イギリスのことわざなんですけど、結局のところ自分で決めたルールに縛られているだけなんです。
生きることって食べてクソして寝てればいいだけなのですが、そういう意外とシンプルな世の中で、小難しいことを並べる私に対して、理解を示してくれる。さらには好意を持ってくれる人がいるのだから、私って幸せで、だから一緒に幸せでいるために、たまにはルールを変えたりしていくんだろうなあって思うんです。

出会いのすべてに意味があって、そのすべてに私は影響を受けるので、これからお付き合いをしていく彼の存在が、どういうふうに私を変えてくれるのか楽しみです。

彼は私の影響を受けないでいいです、マジで!

だってそのままで素敵だし。相手の気持ちを汲むことができて、状況によってハズレクジを進んで引くことのできる、タフで頑張り屋さんのままでいて欲しいな。
そういう私にはできないことを、悩みながらも選択できる、あなたの隣にいる役割をくれてありがとう。

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