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映画かよ。批評家HASECCHOが斬る。ep39「ハプニング」

「映画かよ。Like in Movies」ep39「ハプニング」のレビューがHasecchoさんから到着しましたー!
毎度相変わらずの分析力と誉め殺し力で「映画かよ。」の魅力を解きほぐしてくれるHasecchoさん、今回はネタがたっぷりでしたねーw
しかもこのためにわざわざハプニング見直してくれてありがとうございます!

Ep39「ハプニング」見た方、是非是非Hasecchoレビュー読んでみてくださいー
コメントなどもぜひ!Hasecchoともどもお待ちしております!

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映画かよ。-Like in Movies-
シーズン3、ep39
「ハプニング」

ハプニング=「おこる、出来事」
ということでハプニング起こりまくってます。
これは映画かよ。No. 1ハプニングでは?
その話はまた後にして。

さて今エピソードではep35でミノルと名刺バトルを繰り広げ、挙句の果てにミノルを滅ぼすサノス指パッチンをかましたCMプロデューサーの鶴野さんが眼鏡を変えての再登場です。
ミノルと仲直りしていて一安心。
でも仲直りというか、お詫びの印がムードリング!?
本家ハプニングでも物語のキーになりそうでならなかったようななったようなムードリング!?
鶴野さんのセンス尖りすぎ。
そして「おやおや〜?」と嬉々として受け取るミノルもやっぱり変わってますね…(笑)

2人の再会から話は動き出します。
NFT(ノン-ファンジャブル トークン)に投資する鶴野さん。
こういう今どきな題材を話に組み込んでくるところも映画かよ。の面白いところですねー。
用語や話題を調べたくなるし、それを調べたら知った気になって最先端に立っている気になる。
ハリウッド映画とかでもありませんか?
そういうこと。
リアルタイムで観ると鮮度が良いし、数年後に見返すと「あぁ、あれが流行っていた時か」って思い出せる。
この作品でNFTに投資する人も出てくるかもしれない。
ヒトを動かす力があるんですよね。
やっぱり映画って面白くて、「映画には人生のヒント」がたくさん隠されているんですよね。
映画って良いな。

閑話休題。
次にアミ、ミノル、鶴野のシーン。
ここでアミのある知られざる力が発揮されます。
しかもその能力がとても高い。
アミがこの能力を会得してなければ今エピソードでは鶴野さんはもっと窮地に立たされていたし、下手したらミノルはまた警察の世話になっていた可能性もありましたよね。
この能力を観た時には「いや、ミッションインポッシブル3のイーサンハントかよ!」って思わされましたが題材は「リード・マイ・リップス」でした。
未見作品なので観なければ…
そしてこのシーンの3人、すごくオシャレなんですよね。
08:30くらいのシーン。
アミが指差すシーンですね。
3人の距離感と表情と会話。
特に08:45の
ミノル驚き、
鶴野困惑、
アミドヤァ
の表情シーンは、映画かよ。がディスクソフト化された時に裏表紙に載るシーンですね!これは決まり。
すっごく良いです。

そしてここからバーのシーンなんですけど…
このエピソードってタイトル「バックトゥザフューチャー」だった?って思うくらいバックトゥザフューチャーをパロってますね(笑)
好きなシーンばかりですし、こうやってバーで撮影できたらこのシーンやっちゃうよなーって思いながら観てました。
やっぱりバックトゥザフューチャーってネタの宝庫。
ミノルの気合いの入れ方、眉を整える仕草、あれ何かの映画になかったかなー。
絶対あったと思うんだけどなー。
ジムキャリーやジャックブラックの映画になかったかなー。
なかったかな。

そしてここまで触れてきませんでしたが、なんだこのベッピンなアングラショートフィルムメイカーは!
ブリジット。
良いキャラだ。
アングラな…と言われたからまさかドグマ99(ep28)か!?とも思ったけどそうではなさそう。
純粋なフィルムメイカー。
彼女が作ったショートフィルムはラストナイトインソウル
とても面白そうですねー。
映画かよ。って「君はトラブルメイカー(ep18)」という既に架空映画を作っているので今回も架空映画と思いきや…
みなさんポストクレジットまでご覧ください。

それにしてもまた魅力的なキャラが出てきましたねー。
いつの日かシオハラ(ep2,28,35etc…)
や他のみんなと交わるのかな。
楽しみだな、映画かよ。シネマティックユニバースが出来るの。ECU。
今回ポストクレジットもあるしまさにMCUっぽいよ。
それこそ出来たらハプニング。

そうハプニングなんですよ、今作は。
ハプニングはM・ナイト・シャマラン監督の迷作。
そして彼の作品には必ずと言ってもいいほど監督本人がカメオ出演します。
恒例行事です。

なので今エピソードに駒谷監督のカメオ出演あるか!?と期待していましたがそれを超える結末を迎えました。
これはハプニングだ。
映画かよ。が興った。
ハプニング。
まるでバックトゥザフューチャーでバンドマンがチャックベリーに電話をかけるかの如く。
皆さまは映画かよ。伝説の幕開けを観たのです。

今作もまた面白かった。
みなさん、映画かよ。NFTいかがですか。


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