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やっぱ今の環境は墓地ソ

一気に秋の気配が来ましたね、気温が落ちた気がします。
今回は9/16の玉島CSに持ち込んだアバク墓地ソのデッキ解説をしていきます。
少し前にネットを騒がせたデッキですが今回は僕が使った感想も込みで紹介をしていきますので、もしこのデッキを組んでみようかなと思っている人はこの記事を参考にしてみてください。

デッキレシピ

使った感じ強かったです

今回使用したアバク墓地ソのレシピです。
基本的な動きは序盤はアバクで墓地を肥やして5000GTを早期着地して、そこからはフシギバースでダノスを出しても良し、DOOMでキーナリーでロックしても良しと従来の墓地ソよりも早く動きつつ、有利盤面を相手に押し付けることができるので今の環境にとてもマッチしています。

特に今の環境のトップには
・鳥
・ドリームメイト
・青黒コンプ
などの小型をメインにしたデッキが環境に多く、その下には
・青白天門
・青魔
・グラスパーなどの大型をメインにしたデッキと様々なタイプのデッキが活躍しています。
墓地ソはそのほぼすべてのデッキに対抗する術を無理なく組み込めるので、現代環境おすすめです。


カード紹介

インカ/水晶チャージャー

メタでありマナ加速枠でありミラーでの墓地リセット枠。
上面はシンプル。相手は手札以外からクリーチャーを出せない効果で、今の環境ではメクレイドを使う鳥やドリームメイトのメタになるので採用。
2コスという軽さも出しやすい。

下面はプレイヤーを選んで墓地を山札に加えてリセットと、このカードを裏向きにしてマナ加速する。
このデッキに置いて裏向きマナが生きる場面がないので、下面は使う頻度はかなり低いかも。対面が墓地利用デッキじゃない限りは打たないようにしよう。

デスマッチビートル

踏み倒しメタに採用。キャディやカマスに効果が似ているが、細かい部分が違うので今回はこれを採用しました。

踏み倒しに反応してこいつとバトルさせる効果を持っているのですが、今の環境はメクレイドや革命チェンジなんかの踏み倒しギミックが蔓延っているので踏み倒しメタが基本的には刺さりやすいのですが、
デスマッチだと踏み倒しを防ぎながら盤面展開を防げるためゲーム中腐ることがないので今回採用しました。しかもパワーが13000もあるので大抵のバトルには勝てるので場持ちも良いです。

ハニーマーガニー/こっちは甘いぞー

序盤は墓地肥やしながら手札を整えれて、最後には打点にもなる優秀札。
上面はシンプル黒2コスのアビスラッシュ持ちクリーチャー。
使うタイミングは最後の攻めのタイミングに墓地から召喚するだけで簡単に打点が容易できるので、墓地に1枚残しておけば逆転のトリガーになるかも。

下面は3枚表向きにしてその中から1枚回収する呪文。
基本的にはアバクを出す前に打ちたい呪文なので初手にある場合は優先的に使うようにしよう。
注意点としては表向きにした3枚にした中からしか回収ができないため、序盤は回収しやすいが中盤~終盤に関しては狙ったカードが回収できない可能性があるので公開領域を見て回収札を使い分けよう。

鬼札アバク

このデッキの切り札。終盤に使うことも時々ある。
主な使い方は出した時に5枚墓地に落として自身を破壊する効果だ。
2ターン目手札整えて3ターン目に墓地からアバクを出して大量に墓地肥やししても良いし、素直に3ターン目に手札からアバクを出して6枚墓地を増やしても強いので、どうにかして3ターン目にアバクを出しましょう。
4ターン目は墓地からアバクの後に、赤1マナで5000GT出してロックすれば今の環境は何とかなります。

DOOMで殴る時に打点が足りない時鬼タイムになっていればSA、MF、13000の大型クリーチャーになるので頭の片隅に覚えておきましょう。
蘇生先がない時に何とかなるかもしれません。

アンヤク夜叉

攻撃時にマナに赤と黒が1枚以上ある時に手札からこのカードを見せ山札の下に送ればパワー3000以下を1体破壊できる効果を持っていて、相手の攻撃時にも効果を使うことはできるので特にドリームメイトの特殊勝利対策に採用しました。

一応鬼エンド効果で登場時にパワー6000以下を1体破壊効果もありますが、基本的に場に出すことはないので手札に抱えておくかマナに置くか、序盤にマナに置くかしましょう。

バラド

この枠に関してはアンヤクの2枚目の方が絶対強いのでこのデッキを組もうと思っている方はバラドは入れないようにしましょう。
今回は入れて強かった要素と弱かった要素を書いていきます。

・強かった要素
敗北回避効果を無理なく達成できるので、手札に抱えておいても強いが、一旦墓地に落としてから回収すると相手の目にバラドが入り対策をするために1ターン時間が稼げるのでその間にGT出してロックしたり、ダノスで手札を空にしたり妨害できるので役割以上の活躍はできそうな気がした。

・弱かった要素
まずは多色なのでマナに置きにくい。赤と黒とアバクを出す色にかぶっているが中盤以降マナに置くと腐り札になってしまうので扱にくいのが難点。
しかも敗北回避もその攻撃だけが対象なので相手が多面展開していると基本的には対処不可になってしまう。入れるなら2枚以上は欲しいが、多めに入れると色事故が起きるので根本的にこのデッキとは合ってないのだろう。
おとなしくアンヤクの2枚目にしたほうが安牌だ。

カツラデランス/アフロ行きま~す

このカードは下面しか使わないので上面に関しては割愛します。
下面の効果は1枚捨てて2枚ドローで、理想の使い方は序盤の手札にあるダノスを確実に墓地に落とすために4枚採用しました。

墓地肥やし以外にもアバクを出すための単色赤マナにもなっているので、ルーター以上の仕事をしています。

ほめほめ老/ホメホメ老句

手札交換枠としてアフロの5枚目以降として採用しました。
しかしこのカードに関しては上面も使う場面もあるので上面もざっくり解説していきます。

上面はSA ,Wブレイカーでありながら、JOE2を持っていて召喚時に2コス軽減できるためDOOM攻撃時に出す場合があります。
さらに攻撃時にスマッシュバーストで下面が無料詠唱でき、追加で墓地が増やせるのでDOOMで殴る前に蘇生対象を増やすこともできます。
スマッシュバーストは任意効果なのでそこも魅力的ですね。

下面は3ドローした後相手がランダムに2枚捨てる効果なのでアフロより強く見えますが、所詮は運なので今回は確実に墓地にダノスが落とせるアフロを優先しました。
ここの枠に関しては0か2が適正な気がします。1枚だと単色赤マナが不足するし、3枚以上にすると中盤以降に腐り札になってしまうので。

ジスタジオ

影の活躍者。地味な効果なんだけど意外と突破しずらいのよ。
採用した理由は1つの効果。「パワー12000以上のクリーチャーはバトル以外に負けた時以外破壊されない。」要するに除去札無効。

このデッキは5000GTやダノスやキーナリーやDOOMを早期に出して戦うデッキなのだが、最後の殴る場面で盾からの除去札にはどうしても抗えない弱点があったのだが、ジスタジオはその弱点を消してくれた。
従来のようにクリーチャートリガーはGTが止めていたので、呪文だけ何とか出来ればよかったのでジスタジオはこのデッキに噛み合いが非常に良かった。

しかし場に出す優先度は大型の中でも低めなので、出すタイミングとしては最後の詰めのタイミングでDOOMから出すのが理想的だろう。
早めに出してしまうと何らかの対策手段を用意されてしまうのでそこは注意

オブザ8号/ビギニングオブジエンド

甘いぞと効果が似ているが回収できる範囲が違うのと、上面も使えるんで今回3枚採用しました。
上面は召喚時に墓地にあるクリーチャーの数につき1軽減できるWブレイカーで、登場時に相手を1体選んで墓地にあるクリーチャーの枚数分パワー-1000。

こいつを出すときは軽減して出すのですが、除去しながら召喚できるので意外ととても引っ掛かりにくく出しやすいです。
しかも素のコストが9と重いのでダノスをフシギバースで出すときの素材にも使うことができるのでゲームの中盤以降は出す場面は多くなります。

下面は墓地に3枚落とした後墓地から1枚回収する効果で、甘いぞとは違い墓地の中から好きなカードを回収できるので、その場に合わせてほしいカードを回収できる器用な呪文になっています。
序盤に手札に来た場合、数少ない黒単色なのでマナに埋めるのが安牌択ですかね…….
逆に終盤はDOOMやGTを手札に抱えておきたいので、マナには置かないようにしよう。

キーナリー

DOOMからの踏み倒し先要員。いるだけで除去しにくいメタになるので、早めに墓地に落としておきたい。
効果はEXライフ持ち。登場時に相手を1体バウンスしてそのコスト以下を墓地から蘇生できる効果と、常在効果で相手のクリーチャーの登場時効果を使えなくする効果を持っています。

まず登場時バウンス効果は今の環境はバウンスに対してキツイデッキが多いのでこのカードが結構刺さっています。
さらに除去と盤面展開を同時にできるため、大型を戻して更なる展開をしても良し、小型を戻して確実に攻撃を通すのプレイをするのを良しと幅広い択が取れます。

仮に打点が足りなくてターンを返しても、キーナリーが出ていれば登場時効果を封じていてできることの幅は狭いので実質EXターンになります。
特に最近のカードは登場時の効果が強いのが増えてきたので刺さる場面も増えてくると思います。

5000GT

このデッキの切り札1号。VTじゃないよGTだよ。
SA,Tブレイカーで墓地にあるクリーチャーにつき1軽減。
登場時に相手のパワー5000以下のクリーチャーを全破壊。
さらに常在効果で両プレイヤーはパワー5000以下のクリーチャーを出せない。

出した時に5000以下全破壊から場にいる限りお互い5000以下出せない縛りがこいつ1体でできるので、簡単に出せる割に環境にマッチしているクリーチャーです。
しかもSAなので攻撃の前に1コスで簡単に召喚できるので簡単に打点増強できるので、終盤手札には抱えておきたいカードですね。

DOOM

切り札第2号。このカードが入らない墓地ソデッキなんて現代あんのかな?
超無限墓地進化持ちで、攻撃時にこのクリーチャーの下にあるカードを1枚下に置いても良い、そうしたら相手1体-9000してその後墓地から進化じゃないクリーチャーを1体蘇生する効果を持っています。

一般的な墓地ソだとこいつ早期着地して早めに殴るのがメイン行動になりますが、このデッキでは少し役割が違います。
このDOOMはメインウェポンではなくサブウェポンとして扱います。

このデッキではダノスをフシギバースで出すために大型を採用していますが、DOOMもその素材の1つの候補になります。
特に最近祭力を伸ばしそうなガイアハザードに対して、マナを伸ばしながらダノスを出してロックをかけれるのは大きなアドバンテージになれるので、
DOOMを使う際は攻撃だけでなく、対面のデッキに応じてマナを伸ばしてロックをかける対面なのか、早期に殴って勝ちを狙うデッキなのかを判断しましょう。

ダノス

このデッキの最高戦力。十王編のカードだが現代でも通用するパワー。
フシギバース14の登場時に相手の手札をすべてタップしてマナに置かせて、常在効果でダノスのパワー以下のクリーチャーに自分は攻撃されない。

いつ時代も全ハンデスはどのデッキにも刺さる効果なのですが、このカードはマナゾーンに置かせます。
一見相手が有利になるように見えますが、墓地と違いマナは回収が難しい場所なので一回置けば専用カードがないと基本的には回収不可能なので、5ターンくらい相手は何もできなくなります。

さらに自分はダノス以下に攻撃されない効果は自分が対象なので、クリーチャーのバトルや盾への攻撃は対象外ですが、ダイレクトアタックはできないのでそこで時間を稼いでカウンターができるのでめっちゃ強いです。

強い並びとしてはGT+ダノスかキーナリー+ダノスが結構強いのでダノス単
体だけじゃなくて何かと並べるように意識するようにしましょう。

最後に

最初にも言ったように、このデッキは今の環境に対して対抗できる手段を自然に入っているデッキなので比較的どのデッキにも有利に立ち回れます。
しかし墓地ソというデッキはやることがわかりやすいので、対策されると対処に手間取るのでそこは柔軟に対処していこう。

特にオブザ8号なんかは低コストで召喚できながらメタ除去できたり、アンヤクも攻撃するときにブロッカーや墓地メタを破壊できるので、メタに対してもある程度対抗できます。

しかもアーテルや5000VTやインパルスなんかの高額カードが入っていない数少ないデッキなので、新しくデッキ組みたいけど高いカード買えない方におすすめです。



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