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あなたのeye みる・わたし不遜かしら

「わたしの人生のものがたりの主人公はわたしである。だからといって、まわりの人は脇役じゃない。それぞれがそれぞれのものがたりの主人公だから。尊重しなくちゃいけない。決してわたしが勝手にあなたの思っていることをかんがえることはしてはいけない。それはまるでわたしが書いた脚本をあなたに渡して,これ通りに読めと言っているようなもの。それは不遜すぎる。」

すこし前。
「ジェーンスーの生活は踊る」というTBSラジオの質問コーナーで。

不安障害を訴える美大生のメールに対して,メールの中にあった

「お聞き苦しい文章だと思いますが」
「みなさんの思う自由な美大生ではありませんが」
「ストレスで歯の詰め物が割れました。笑ってください」

といった表現に対してスーさんはこう言ったのだ。

不安障害の方はサラリと受け流し,
他人の思考を決めつける性格の方をかなり
叱っていた。不遜と言っていた。

わたしはすこし、
かなり感動した。


わたしのものがたりの主人公はわたしという論のオチは大体

「1度きりの人生。たのしまなきゃ。」

「だからみんなあなたのことあんま気にしてないよ。見てないよ。だから気にしないで。」

みたいなところだと思ってた。

だから、

まるでわたしが書いた脚本をあなたに渡して,これ通りに読めと言っているようなもの。それは不遜すぎる。

という着地にはお目目がとびでた。

きっとあの人わたしのこと笑ってるんだろうな
きっとあの人わたしのこと可愛くないって思っているんだろうな

みたいな捻くれた考え方は

不遜である 、と
ハッキリ言ってくれてわたしきもちよかった。

その通りだと思ったし,
この瞬間にラジオをつけていて心から
よかったと思った。

あなたのものがたりを書き変えること
わたし、しないよ。したくないんだ。

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