元極妻、世界の中心で愛と平和を叫ぶ。マデソンアベニューを踊りきる。

お金なし、コネなし、、知り合い無し、、、ないない尽くしの私たちの活動は多くの人に絶対無理だと言われ続けました。
アメリカ三菱の会長をしていた木内氏でさえNYの知り合いに色々聞いてくださったけれど、、「NYでイベントなんて無理だよ。」という答えでした。
無理と言われようが何が何でもやらなかったら女が廃る。
諦めずにやってきたからこそ、日本から28名の賛同者が現れたし、NYではボランティアの方が40名近く参加してくださることになりました。
前日スタジオを借りてレッスンも済ませたし、、トラックも借りて折り紙を張り付けたりデコってなんとかよさこい踊りの時の地方車らしきものを用意することもできました。
インターナショナルカルチャーパレードはAから順番に出発ですからジリジリしながら自分たちの番が来るのを待っていましたが檻の中で戦いを待つ闘犬の気分です。
待ちに待った瞬間がやってきました。
笑顔、、笑顔、、笑顔が弾けます。
さすが先頭集団の須賀連の踊りは迫力があります。NYのボランテァの方々は少しずれたりしてる人もいるけれど趣旨に賛同してくださっている人ばかりですから笑顔が素晴らしい。
代表は日の丸の大旗を持って先頭を歩かなければいけません。
ここまで来るのに紆余曲折あったので日の丸の大旗を持ってる自分が誇らしく思えたりしました。
須賀さんは地方車に乗って「ラブ&ピース」の掛け声を掛けてますが、、
たまに「ラブ&ヘルシー」と聞こえてきたりしておっかっしい・・
マデソンアベニュー1.3キロはあっという間に踊りきりました。
踊った達成感よりもっと踊りたいというくらい皆さん盛り上がっていました。
沿道の観客たちから「エクセレント」という声が聞こえてくるとめっちゃ嬉しかったし、、踊り終わった私たちのところに「ジャパンが一番良かった」と言って来てくれた観客がいたりして興奮しっぱなしでした。
「代表、アメリカの方が会って話したいと言ってます」と言って中年男性を連れてきました。
「いやあ~あなたは私の日本人に対する概念を覆してくれました。日本人は何考えているのかわからないグレーゾーンの人種だと思っていましたが日本人は思いをはっきり形で伝えることのできる人たちなんですね。」
そう言って立ち去っていきました。
こういうことがあると苦しいことがあったことも全て吹き飛んでしまいます。
打ち上げで皆さんと大盛り上がりしたのは当然で、特に須賀さんとの出会いがなかったら、NYでイベントするという夢が叶わなかっただろうと思うと須賀さんへの感謝の念は深く私の心は感動でいっぱいになりました。
須賀さん、ありがとう。
賛同して支えてくださった人達ありがとう
そして、母のことを信じて応援し続けてくれた3人の子どもにありがとう。

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