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幼稚園で母娘が味わった体験


娘が2歳の頃
ひとりっ子だったので家から近くそして2歳から入れて娘の父親も通った幼稚園に学びがてら
早めに入園させた。
と言っても週に何回か。

ちびっこが沢山の幼稚園さらにちびっこな娘は先生達からも上の学年の子達からも注目され、
登園するたびに声を掛けてもらえ
ニコニコと愛想を振り撒くそんな子供だった。

性格も暴れるわけでもなく
気付いたら隣にいた!!そう思う位、静かな子で
友達に嫌な言葉も使うわけでもない。
先生に反抗するわけでもない。
ただやるべき事を忠実に淡々とやる。
出来ないと不安になって泣いてしまう。
そしてこんな弱そうに見えるけど周りには流されずそこにいる!そんな子供だった。
今もあまり軸となる部分は変わってないと思う。


運動も得意でも好きでもないけど
やり方をきちんと覚えると運動神経が良くなんでもこなしていく子よりやりこなしてしまう。
基本、乱暴な言葉遣いも使わずノーを言えない娘は色々な子がよってくる。
【これは良い意味でも悪い意味でも】

4歳になる年の春、
年少さんになった。
2歳の頃の◯◯キッズと呼ばれる組さんから
そのままの幼稚園で年少さんになった。

クラス人数的に20人位。
それが3クラスあった。

娘のクラスは
◯◯キッズからのお友達が男女ともに2人3人位いたので娘も私もホッとしていながらも。
ずっと地元ってお母さんやお父さんが多く、
さらに上にお姉ちゃんがいたり、地元で商売をしていたりPTAの役員などを率先してやりまくる
お母さんが数人。
でもやってくれるのは単純にありがたいし
こーゆーまとめてくれるお母さんがいると
とても助かる。

その幼稚園は
クラス毎に親睦会と言う名の保護者のランチ会がある。年に数回。その他にプライベートでもお誘いがくる。繋がりで。
私は元々そーゆーのが苦手だが娘の為、自分の為にもなるべく参加した。

クラスの役員をやってくれたお母さんが2人。
そしてその2人とずっと仲が良いという役員はやっていないけど1人。
女の子のお母さん。

親睦会で興味津々に
家庭の内情を聞いてくる。
悪気はないのだろうが
【グイグイくるなぁ😣】と苦手意識全開のわたし。
旦那はどこに勤めているだの、
年齢は何歳だの。
どこで知り合ったのだの、
仕事はどんな事やってきたのか。
どこ出勤なのか。
まぁー凄い笑

その娘さん3人もグイグイ来るタイプ。

娘はその3人とすごく仲良くする感じではないが来られたら一緒にいるそんな感じだった。

その中の娘さんの1人。
【役員をやっていない】
が娘に意地悪をしてくると耳に挟む。
娘は何も言ってなかったが聞いたら
泣いてきたので少し様子を見る事にした。
その女の子は他の子にも意地悪をしたりしていたらしいのでそのお母さんから聞いたのだ。

そんな様子を見ていた数日。
娘から話を聞いた。
【物を取られたり押されたりした】
とりあえず、連絡帳に先生に伝えてみる事にした。

娘にも非がある場合があるので。

先生からの返信は
【娘は悪くありません】ときた。
それなら安心😮‍💨。
もう少し様子をみてみる事にした。

幼稚園に行きたくないと言うわけでもなく
行ったので様子をみる。そんな毎日。


段々と怪しいなぁと思ってきた表情から
ついにケガをして帰ってきた。
目の上まぶたから目を通って頬に傷があった。
引っ掻き傷。
自分でやる可能性だってあるのでそこも慎重に。

娘は
【◯◯ちゃんが突然顔を引っ掻いてきた】
と。
さすがに幼稚園からの連絡がないのはおかしな話でしょ?っと怒りがきた。
こっちから電話をした。
【娘が◯◯ちゃんに顔を引っ掻けられたと言ってるし顔も目の瞼の上から目、目の下にかけて爪で引っ掻けられた傷があります。目を咄嗟に閉じたから目自体に何もないかもしれませんが連絡がないのはおかしくないですか?他にも押されたりとか物隠されたりとか結構あります。とりあえず娘がその子に会いたくないと言ってるので明日は様子見るのに休ませて頂きますね。】
と言って電話を切った。

そのあと、保護者からの謝罪はないしすれ違っても何も言われずだった。

今の時代はそんなものだと知った。

幼稚園の担任の先生は一生懸命、対応してくれた。それでも言ってる事がおかしくて
途中で私には無理と当時まだ離婚してなかったので旦那に任せた。
こーゆー外面的なものは旦那の方が冷静で得意分野なので委ねた。

娘には【ごめんね】と謝ってきたと言って
【もうしないでね】そう伝えて許したと言う。
その後は幼稚園も楽しく行き始めたので不満だらけでも飲み込んだ。

大袈裟だと言うママ友もいたが
大体、そーゆー発言をする人は自分の子供が被害を与える側の親だったし
一緒になって怒ってくれたのは同じくやられる側の親だった。

子供でも大人でも。
結局、やる側は好き勝手でやられる側は我慢。
そんな世の中にうんざりした。


→その2

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