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京都でのある1日

今日の京都は特に朝方、まるで冬のように寒く、冬の上着を慌てて着込むことになった。昼間は良く晴れて温かだったが、夜は再び寒くなった。因みに京都は、夏は茹だるように蒸し暑く、冬は底冷えがするぐらいに冷え込む。良いところ無しである。清少納言「冬はつとめて」早朝の雪が積もった様子を表現したものであるが、確かに京都市内でも国際会館駅から北は、雪が降るだけでなく積もることもあった。さらにその北まで行くと、もはやここが京都市内なのかと思ってしまうほどの山中になってしまう。一度秋に北部を訪れた時には、1日独りで枯れすすきと黄昏る秋の空を見ていられたら、どんなに良いだろうかと思った。
話を元に戻すと、今日は仕事を早々に切り上げ、自ら加入している消防団の京都市の査閲訓練のための練習を行った。夜8時から消防団の前にある小学校のグランドを使用する。ナイター設備まで、小学校のご厚意にて使用させて貰っている。ただただ感謝である。
夜8時ちょうどに消防車が来ると、準備体操をしてすぐに行進訓練が始まった。私が50台成り立てなのであるが、私以外は80歳~70歳の方々ばかりである。しかし消防団の先輩方は仕事をされている方がほとんどであり、アンチエイジングの達人である。他の方々では早い方で60過ぎぐらいには身体が弱ってくる。私の父親も確か72歳にて亡くなっている。とても羨ましく思う。
しかし70歳の方が、「牛肉がおいしい」「また肥っちゃった」とか言われるのは、なかなか無い。
訓練そのものは50分ぐらいで終わった、その後、パソコンとアプリにて活動報告を入力したのだが、LINE、メールとか様々な連絡方法が有るにも関わらず、頑なに電話連絡に拘る先輩方を見ると、50台の私と80~70台の方々とでも、世代間格差が有るような気がしてならない。もちろん古めかしいとか頑なとかだけでなく、先輩方の凄いところもきちんと有るので、また追々取り上げて行こうかと思う。

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