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腐りそうな日に
お天道さまは見てるって
戒めの言葉でもあり、同時に
正々堂々と生きる人へのエールの言葉でもある。
改めて面白い言葉だなと。
"心が腐りそうな日"を、きっと誰しも
経験したことがあると思うのだけど
そんな日は、試されている日、なのかな、と思ったりする。
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自分の中の、"太陽感"というか
正義感であったり、倫理観や美学などを。
正義感や倫理観というものは、いつでも
少し危うさも孕んでいて
"ふりかざした"瞬間に、暴力味を帯びてしまったり、冷静さを欠いて何かを見落としてしまったりもするもの。
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自分の中にある正義感や倫理感や美学は
ふりかざすものではなくて
自分の中にそっと育み 守っていくべき指針となるような"自分との約束事"のようなもの。
そう捉えて 淡々と体現していく。
後者の方がずっと、説得力を持つんじゃないかと
信じています。
腐りそうなくらい、悔しい日にも やるせない日や もどかしい日にも
お天道さまは見てる、は
そんな日にも、その約束を守るのを 見守ってます、みてますよ、というような 優しいスタンスの言葉のように思います。
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自分との約束事をきちんと守っていくこと。
自分のプライドを守り切ること。
それが、腐りそうな日の 歯止めとして機能してくれるような気がしています。
誰よりも自分が一番、自分自身の
心の紆余曲折をわかっています。
自分の太陽の指針に基づいて、自分の中の"太陽感"を育みながら
生きていられたらなと思います。
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