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シビアであることが育むこと  天秤座が教えてくれること

12星座の中に、天秤座というサインがあります。

主要天体に、天秤座を持つ人の第一印象として

一見すると、人当たりが良い、スマートである、
洗練されている、という印象を持ちます。

ところが、このサインを持つ人をそばで
よく見て、心を通わせると

終始、右へいったり左へいったりと
頭を働かせていることを知ります。



こちらサイドから見れば、物事はこう見える、

自分が立ち位置を変えれば、物事は姿を変える。

何か一つの物事を、観察できる位置に置き
その周りをぐるぐると歩きながら、対象を眺めて

いろんな角度から検証したのちに、
納得のいく結論をだしていくような、

いついかなるときも"客観性"を忘れない星座の傾向、性質を感じます。

"天秤にかける"とは、文字通り

天秤の右側の皿に何か一つを置き、左側に何かを置きながら重さを測り、選択をしていく様子。

このように天秤座の色をおびた人というのは、何かを選ぶときには二つの重さをとても、細かく
よく測っています。

とてもシビアだとも言えます。

二つ叶えるには、どうバランスを取ればいいかをさぐり、観察の結果 それが不可能であると知れば潔く、一方を諦めていく、

そんな日々の習慣は、

いざというときの決断をスマートにし、
異なる様々な案件の質量を瞬時に測り道筋をたて、いざとなれば、

要らないものを潔く捨てるような
冷静さや判断力を育んでいるように思います。

"天秤にかける"ということは、

選択する際の、シビアな様子を彷彿とさせます。 

天秤座を主要天体にもつ人は、
なぜシビアに選択するのか。

これもまた、その人を近くで観察すると、その美学に触れることができます。


 限られた時間、体力、予算、その中で 一番洗練されて、スマートで、そして自分だけではない客体の世界に美をもたらす感覚をいつでも探っているかのようです。

人知れず、日々のシビアな選択を繰り返すことで身についた振る舞いは、洗練されたスマートな人として人の目に触れます。

本人は、日々シビアな選択を繰り返す葛藤を悟られることも、自覚することもないままに、

その判断を客観的に後押ししてくれるような
データ集めの努力など、まるで なんとでもないかのような顔で。

天秤にかけるとは、判断の際にはシビアで、
そして現実的で中立的で、客観的な態度を取ることができる、という能力を求められます。

"天秤座のエネルギーを成熟させた人"
に出会うと、そのバランス感覚の美しさに惚れ惚れとしてしまいます。

自惚れる、ということを誰よりも苦手とする
天秤座に、

その素晴らしいエネルギーをたまには自覚して 酔いしれて欲しいな、なんて思ってしまいます。





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