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photo session×hatsumi ando

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太陽の光で月が優しく光るように

二人の人間が向き合えば、

互いに照らし合い

相対的に

自身のユニークさや美しさを理解し

そして、讃えあうことができる。

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光の種類や色合いは、違くとも

人と人が すれ違うことで 新しい色を発見したり、

光をみたりするのかもしれない。

そんな素敵な偶然のようなものを 日本人は

縁、として 大切にしていると思う。

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違う色合いや光に出会えば

必ず 新しい反応と効果を生み出すことができる。

一人では出来ない、二人だからできること。

そんな反応を楽しみたくて 

撮影メニューは、セッションと名付けているのだよな、と 振り返る、この時間も好きだ。

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目映い光というよりは、

奥ゆかしい、彼女の光はそんな光の種類。

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背中を撮影したくなったのは、

ポツリ、ポツリと聞けば答えてくれる

所謂 背中で語るタイプだと感じたから。

多くを語らないけど、生きて語る。

そんな彼女の格好良さや、強さを、背中が表現してくれるような気がして

写したくなった。

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千里の道も一歩から。

そんな着実な一歩の踏み出し方を 私は

初美さんと過ごす時間の中で教わったように思っている。

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ポツリポツリと取材で語ってくれた

初美さんの歴史の中で こちらでは

中国とマラソンの話を取り上げたいと思う。

万里の長城がある、中国。

長い歴史、多様な風土、文化。

壮大なスケールの土地、というイメージ。

初美さんは中国語を学び、

事業の立ち上げメンバーとして

中国に渡り、

5年の業務を完遂する傍ら 現地で

マラソンをはじめ、フルマラソンを走り切っている。

中国で土地の人と馴染み仕事をするには、

アルコールにも強くなければならないそうだ。

沢山の盃を交わした話や、

一音に4つほどの音程がある中国語の学びなど

それはそれはユニークな経験と努力をも

振り返ることなく

一歩を積み重ねてきた初美さん。

私には特別なことがなくって。と

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初美さん、振り返ってみて。

長くて、ユニークで美しい道ができているよって

取材を通して 伝えることが出来て

本当に良かったと思う。

最近まで初美さんは、

"美"という 文字が名前に入っていることを

受け入れられなかったそう。

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撮影をおえて、美の基準が変わったと教えてくれました。

外側に置く基準、

それは比較や競争を生み出し終わりがないけれど

ユニークさや美学の基準は内側にあっていいと。

初美さんの美しさ、

初美さんだけの美しさ。

それは美学と呼ぶに相応しい生き方だと思いました。

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撮影前によむホロスコープが描くのは円の世界。

比較 競争ではなく

互いの個性から

学ぶことを教えてくれる円。

撮影で出会う人との縁。

円って縁って素敵で不思議だ。

















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