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日記2023.9.8

言語活動がただの機能であるなら、わざわざ胸を掻き乱される必要なんてないのに、と思います。実際にこの胸の中は物質的に掻き乱されるものではないが、こうした比喩表現を知っているばかりに、わたしの胸は掻き乱されるんじゃないだろうか。
機能として捉えることなどできない。だって、みんながみんなその機能の中で生きているじゃないですか。一人だけが外に飛び出てメタ的な視点を得たって、何の意味があるのか。

あるのはただ絶対的な事実だけで、ただただ、それに圧倒される。本当にそれだけでよかったんです。
圧倒された結果、涙が出たり、驚いたりした。その先に言葉なんていらなかったんです。表せる言葉が見つからないのは、言葉にしてしまったらそれはその言葉の意味を担ってしまうからです。

なんか違う。そう思ったら言葉なんか無理に発さなくたっていいよね。

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