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日記2023.8.16

とくに何も書くことがないので、今読んでいる本から良いなと思った短歌を写しておきます。

クリスマスりんりん響く鈴の音を全く無視してスタディーハード

田中章義

会うまでの時間たっぷり浴びたくて各駅停車で新宿に行く

俵万智

風吹けば沖つしら浪たつた山よはにや君がひとりこゆらむ

伊勢物語 第二十三段

ひとつめのは、「クリスマス」の折句です。五七五七七のそれぞれの頭文字を繋げると「クリスマス」になります。
ユーモアに溢れていて、スタディハードという言い回しが良くて、すごく気に入りました。

ふたつめ、さすがの恋センスです。

みっつめ、どうにも心に残ります。

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