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日記2023.7.27

言葉が何も出てこないときがあります。
というか、喋っていても書いていても、言葉が出てこないな、といつも思っています。
言葉が出てこないと、自分には何もないような気がして、悲しくなってきます。
周りには言葉が溢れまくっていて自分を中心に渦を描くようにうるさくて、私は方向感覚をなくすします。
しっかりとした言葉たちが迫ってくる。私には何もない。そういう気持ちでした。

でも、別の考え方もあるな、とさっき思いました。
人間だもの、動物だもの、言葉を必要としない時だってあるんじゃないか。

言葉ありきの世界をこしらえて、その中でしか生きられないと思っていたけど。
物心つくと同時に覚えてしまった以上、言語という枠組みの外に出ることはできなくても、その枠を認識できていたら、枠の外を眺めることができます。

言葉のない時間を過ごすことができたら、いつかまた新しく言葉が生まれるんじゃないか。
言葉があるから思考が生まれる、とか考えていくと堂々巡りの縁に立っているような気分になるので、とにかくこういう時は身体性を信じよう。
言葉を知る前からこの身体には知覚があるし鼓動がある。
そういう思いでさっき筋トレをしました。


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