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好きが過ぎて嫌いになる現象
私はエビが好きだった。
28歳でアレルギーを発症するまで、なるべく週一で食べたいくらい好きだった。
アレルギーになってからは最後の晩餐はエビにしたいと切望した。
どうしても食べたい。
そう、食べたいのだ。
しかし食べたら目の粘膜がずるむける。
喉が異常なまでに痒くなる。
食べてはいけない、いけないのだ。
そうこうしているうちに近頃は、本当にエビは美味しかったのか、何でそんなに執着していたのかが分からなくなってきた。
むしろ足がいっぱいあってちょっと気持ち悪いし、こいつのエキスが入っているから食べられない物がいっぱいあるじゃないか……と軽い憎しみを感じるようになってきた。
もう最後の晩餐はエビじゃなくて良い。
あ、ところてんが食べたい。
美味しいやつ。
ところてんが食べたくなると夏を感じる。
やはり三杯酢が良い。
ゴマと青海苔と練り辛子が良い。
うん、それが良い。
何の話しだったのかよく分からなくなったので、今日はこの辺にしよう。
今日の一絵はキューピッド。
予定より虚ろになりました。
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