本のワーク(簡易版)
自分用簡易版本のワーク(©自問自答ファッション)
なりたい
鏡と皮膚: 芸術のミュトロギア (ちくま学芸文庫 タ 17-2)
なりたいは、骨に刻むこと。
それならこの本しかなかろうな。一生読んでいるし、いま手元に残しているのはこの本だけだから。
ちょっと待って、これ今こんなに高いの……?
この本については、人生のバイブルなのでこの記事でも紹介したりしています。
ちなみに人生のバイブル第2位は『カラマーゾフの兄弟』。
似合う
夢野久作は、もっとも私が書く文体と作風が近い作家である。
なかでも少女地獄の殺人リレーは特に好きな作品。青空文庫でもさくっと読めるので、気になる方はぜひ。
装丁というか表紙も、泣いてるピエロって感じで、はらむ矛盾と悲壮なバッドエンドフラグがわかりやすくて良いと思う。
やっぱり、主要な登場人物は死ぬか廃人になっていただけると、はかどるのだ。
好き
岩波文庫版ルバイヤート
余白が美しいですよね。
ルバイヤートは、古代ペルシヤの詩集です。オマル・ハイヤーム著。私はこれを中学生で読んで、どんなヒットソングよりも陶酔していました。あっという間に終わるこの人生、酒姫(男子らしいけども)と酒に酔え。この主張でありつつ、ペシミズム強め。
共通点
基本モノトーン
美、恋、死って感じ
作画の線、細めかな?
フォントはゴシックより明朝
美術評論、小説、詩が並ぶ。実用より芸術。
コミカルより深刻
理論的より、若干激情型
露出度低め、装飾は無よりは有ぽい
古典率高め
感想
あぁっ……やっぱりこんな感じに……
さわやかになりたい人生だった……
本好きなので、あと何セットか作れそうだけど、なりたい似合う好きのナンバーワンは入れ替わらないと思うから、無意味だよな。
振り返ってみると、どれも結構10年20年単位で好きだ。内面のなりたい似合う好きは変えようがないのだろうな〜。このへんは、無視しすぎずに、どこかで取り入れてあげたほうが、いいのかもしれないね。
そろそろ5月の月報も書かなければ……
(邪念 800文字)
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