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南無妙法蓮華経の音律

以前に会合などで、題目の音律の話を何回か聞いたことがあり、結論まで若干の内容の違いがあったが、結論はいずれの話も同じだったので、ここに書き留めておこうと思った。

ざっくり話を書くと、ある学者が引っ越しをしたところ、隣人が創価学会員だったらしく、毎朝、「南無妙法蓮華経」と聞こえてくるので、ある時に、隣へ出向き題目を録音させてもらい、音を研究する知人に音律を調べてもらったところ、赤ちゃんが母胎の中で聴いている音律とほぼ一致してるということで、これは宇宙の音とも一致してる、という結論が出たという話。(録音した学者と音の研究をしていた2人の方は科学者で、また学会員ではないということ)

僕はこの話を聞いた時に、素直に凄い題目を唱えているんだなと感動した。さらに凄いと思ったのは、釈尊、天台、伝教、日蓮大聖人と仏法流布をしてきた偉大な三国四師が、それを覚知していたゆえに、宇宙根源の法、一切衆生への法を現せたんだろうと思うと、三国四師の凄さと自分は凄いものを信じてるんだなと感動した。

仏法の最高の功徳は目に見えないゆえに、常に非科学的な観点で見られることがあり、そこが信じれるか信じれないかの大きな分岐になる。

題目の音律が赤ちゃんが母胎で聴いている音、宇宙の音とほぼ一致したからと言って、それが人の人生を本当に左右する音になるのかと言えば、そこもやってみて信じれるものか確かめるしかないだろう。

ただ、僕は幼少の頃から創価学会で仏法の宇宙即我という指導を受けてきて、それなりに不思議な功徳も頂いた。それでもこの題目が宇宙根源の生命の法だと思えたのは9割ほどだった。

しかし、先のような話を聞いた時、長く宇宙即我の信心をしてきたゆえ、自分の思いとしてやはり題目は科学的にも宇宙に通じるものが確かにあるんだと改めて深く実感したし、今はその心得で日々、題目に感謝し丁寧に唱えている。

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