「バビロン3 いちおわいち」12月18日(水)の日記
・こんにちはみなさん。これから帰宅するのでそのひつまぶしににっきをかています。これはぶんょしうをいかわんなくよるめかどうかのてすとです。よまめしたか?
・今日も今日とて授業中にレポート書いたりなんやかんやしたりした。正直さっぱり興味ない古文の授業をなんでとったんだと自分を罵りたくなる。それはそれとしてレポートを終わらせないと何も始まらないのでまとまらない頭で頑張ってます。今週はツイッタ低浮上疑惑あるでこれ。
・「バビロン3 ─終─」を読み終わった。行きの電車で読み終わった。なのでこれから感想を書きます!ネタバレ注意!
・今回の舞台はアメリカ合衆国。前回仲間を全員殺された正崎さんがFBIの捜査官となり、アメリカで活動することになる。時間的には2巻のラストから2週間ほど後、次々と自殺法を実施する都市が現れる中、G7サミットと同タイミングで自殺サミットの開催を宣言する斎。各国首脳は否が応にも『自殺』とは、そして『善』と『悪』について協議を重ねていく。そしてその答えがあと少しで出かかる…という時に斎からの連絡が。その内容は、自殺すべきか迷ってる女性がいるので合衆国大統領が話をしてあげてほしい、止めるも止めないも自由だ、というもの。なんとか女の説得に成功し安堵したのも束の間、大統領は操られているかのように自殺してしまう。通訳の中に「曲世愛」がいたのだ。そのまま曲世を追う正崎だったが、追いつかんとするところで一瞬にして膝から崩れ落ちてしまう。抵抗する正崎だったが、曲世は正崎の胸ポケットからあるものを取り出す。正崎の家族の写真。それを見て恍惚の表情を浮かべる曲世…。
・というところで3巻は終わりです。え!?終わってないじゃん!!と思ったそこのアナタ!賢い!!
・おそらく今回の─終─とは、アレックス大統領が気づいた『善とは続けるもの、悪とは終わらせるもの』に基づいたものであると考えられる。だから─悪─とも言い換えられるかもしれない。だから今回でバビロン終わりじゃない!はやく新刊だせ!アニメのオチどうするんだこれ!
・一応4巻で完結の予定らしいが、正直どう終わらせるのかさっぱりわからん。これホントに終わらせられる?
・今思いついたのだが曲世と正崎の関係は「バットマン」と「ジョーカー」の関係性になるのでは、と思った。バットマンは黒いスーツに身を包んだ変態だけど、不殺の誓いを立てていて、悪人であれど殺さないってスタンスをとってる。一方ライバルキャラのジョーカーは大悪党で毎日脅迫強盗殺人で大忙し。そんなジョーカーだけどすごくバットマンを意識していて、不殺を誓うバットマンを自らの悪事で憤らせることで自分を殺させようとしている。死んだら当然終わりだけどジョーカーからすればバットマンのスタンスを崩すことができる実質勝ち逃げ状態というわけ。
・おそらく曲世もこれを狙ってるんだと思う。自らを正崎に殺させることで正崎を悪の道に突き落とそうというのが魂胆なのだろう。これは結末が気になるぞお。はたして正崎さんはどちらを選ぶのか。
・あと舞台がアメリカに移ったということでほとんどのキャラが新キャラです。かつてブイブイ言わせていた野丸も失脚、守永本部長も出番なし。半田さんはうっすら語られてたけど姿は出ませんでしたね。まあ新キャラもどしどし死にまくるんですが。
・それとラストの正崎さんの家族に興味をもつ曲世のシーン。これおそらく曲世が正崎さんの家族を人質にとるとかするパターンだよね。個人的にアニメで家族のシーンが多かったからそうなるんじゃないかみたいなことを友達と話してはいたけど、現実になりそうだとは…。だとすれば家族と己の正義、正崎さんの天秤はどちらに傾くのだろうか…。
・今日は珍しく長文書いちゃいました。まあ考えを整理したかったというのもあるのでこれでよかったのかもしれません。それではみなさん、おやすみなさい。
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