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我、競馬に敗れたり 6R:マイルチャンピオンシップ・ジャパンカップ編



2021.11.21 マイルCS
阪神競馬場 / 芝1600m (右 外) / 天候:曇 / 馬場:良





投票内容
◎シュネルマイスター、グランアレグリア固定の三連複=カテドラル、ロータスランド、ホウオウアマゾン、グレナディアガーズ、サリオス、ダノンザキッドの6通り
×シュネルマイスター1着固定の馬単=カテドラル、ロータスランド、ホウオウアマゾン、グレナディアガーズ、サリオスの5通り


回顧

メジロドーベル実装—それがすべての始まりであった。前週キタサンブラックPUで手痛い敗戦を喫してしまい、もう無料石も予算もないのである。そのタイミングで正統派男嫌いヒロインルートの実装とは鬼畜の所業なのである。ほしいのである。プレイヤー男女分岐でツンツンとデレデレのどーべるを二度美味しく味わいたいのである。






そういうわけで今週のテーマは「高め狙い」である。エリザベス女王杯でとんでもない大穴がさく裂してしまったので機を逸している感はあるが、四の五の言ってられないのである。

ちょうど今週のメインでは、圧倒的人気が集まる馬に不安要素ありという状況だったので、ちょっとチャレンジしてみることとした。マイルの絶対女王、グランアレグリアのラストランである。

マイル、スプリントの2階級を制覇した女傑は今シーズン2000mにチャレンジしており、大阪杯では道悪に足をすくわれ、天皇賞(秋)では先行策の勝負手に打って出たことが裏目に出る敗戦と覇業は成し遂げられず。ヴィクトリアマイルでは圧勝しているが、安田記念のよもやの2着から負けが続いており(それでもめっちゃ強い負け方なのだが)、天皇賞(秋)から日程の詰まった参戦ということでコンディション不安もささやかれていたのであった。

しかもここでマイル王座に新星シュネルマイスターが安田記念勝ち馬ダノンキングリーを「教育」しながらの前哨戦で競り落として来ているのだから、世代交代の機運が彌が上にも高まるのである。まあ、今年から真剣に競馬を見始めたから多分に感情移入があるわけなんだけど。
というわけでシュネルマイスターを本命に指定。流石にグランアレグリアが4着以下はいくらなんでもということで3連複では信頼しておくこととした。

高めから狙うということで、開催の進んだ阪神の厳しい馬場でも瞬発力をくりだせるパワーを持っていそうなカテドラルとロータスランドに命運を託しつつ、大外枠の馬が無理に逃げた場合ワンチャンス残りそうなホウオウアマゾン、あとは3歳世代のマイル路線で堅実で池添騎手なら勝負形になればワンチャンスということでグレナディアガーズ、状態上向きとの評判でここで復活したら熱いサリオス…で終わろうと思ってふと平場を見ていたら川田騎手が勝ちまくっており嫌な予感。
個人的に川田騎手との相性がすこぶる悪く、来ると思ったら来ず、来ないと思ったら来るという印象がめちゃくちゃ強かったので、これは来るパターンだと急遽ダノンザキッドを追加した。

果たして、レースではハナを奪いに行く馬が意外とおらずホウオウアマゾンの単騎先頭に。これは前残りはないなと絶望したのもつかの間、グランアレグリアがすごい足で飛んできた。そしてそこに食らいついたのはシュネルマイスター。女王が貫禄を見せ次期王者も力を出し尽くした順当な決着となったが、3着に危惧した通り川田騎手が入ってくれたおかげでなんとか収支プラスで命をとりとめたのであった。これまでのハズレを補填する程度のプラスにすぎないものの、反省を生かして直観で追加購入できたところは我ながら称えたいところ。



2021.11.28 ジャパンC
東京競馬場/ 芝2400m (左) / 天候:晴 / 馬場:良






投票内容

◎コントレイルとオーソリティまたはシャフリヤールの馬単
✕オーソリティの単勝
✕オーソリティーコントレイルの馬単
✕馬連ボックス=(オーソリティ、シャフリヤール、アリストテレス)から3通り


回顧

前週のマイルCSに引き続き時代を作り上げたスターホースのラストランである。Covid19の世界的拡大という混迷の時代に燦然と輝く無敗三冠の軌跡。先代の三冠馬オルフェーヴルが東日本大震災のさなかで生まれたことと重ねるとなんだか不思議な符合である。というか10年とかいう短すぎるスパンで壊滅的な危機が何度も起こってるほうが異常なんじゃないかというほうが正しいのかもしれないけど。

無敗の三冠馬として、コントレイルのこれまでの結果は不満と言わざるを得ないだろう。道悪に苦しんだ大阪杯、その反動で回避した宝塚記念(現役最強牝馬クロノジェネシスとの対決が実現しなかったという不満も強い)、そして天皇賞秋では最善の条件で3歳馬エフフォーリアに完敗。いずれも力は見せたものの、それは普通のG1馬ならば褒められるのであって、この馬は三冠馬なのである。日本競馬の看板そのものと言ってもいいだろう。そもそもこの世代のレベルが低いのではと囁かれる結果となってしまっていた。まあこれは世代二番手のサリオスとアリストテレスがあまりにもひどいのが悪いと思うけど…馬券を別にすればこのラストランでコントレイルに勝って強さを示してほしいというのが率直な思いである。

そしてこちらも1週間ちょぼちょぼと回せどドーベルがこないのである。他のSSRもうんともすんとも言わないので賢者になってきたのである。そろそろ排出確率ボーナスの期限が迫っているので一発当てたいのだが、実績的にコントレイルが圧倒的に抜けていているし、心情的にも負けっぱなしで終わるコントレイルは見たくないし、かと言ってコントレイルを馬券に入れてしまうと収支的に意味がなさすぎるしで今回は混迷を極めてしまった。いや、欲を挟まなければシンプルにコントレイルなのだが。

魅力的な穴馬として前走東京競馬場で目の覚めるような末脚を披露したシャドウディーヴァと天皇賞秋で三強に迫り、JCでたびたび穴を開けているジャングルポケット産駒のサンレイポケットがいたので、この2頭を3着想定で入れられないかと思ったのだが、コントレイルを4着以下には外せないと倍率が思ったよりも出なかった。というわけでなかなか馬券には入れられなかった。しかし今見ると迷走がそのまま出たような買い方でだいぶ恥ずかしいな…。まあそれに気がつくのがこの日記の役割だから良しとしようか…。

そういうことで本命として想定したのはオーソリティである。前走で懐疑的な目を向けてディアマンミノルに投票したら見事に圧勝されたので応援込みである。オルフェーヴルは牡馬がぱっとしないので新馬から期待されていたと記憶しているが、故障が続いてなかなか本来のポテンシャルを発揮する機会に恵まれなかったものの、東京コースでは圧倒的成績を誇っている。馬体もどんどんでかくなっているし前走の圧勝で満を持したという感じ。レース間隔の短ささえ克服できれば、4歳牡馬の汚名を晴らすポジションに最も近い位置にいると言えよう。

あとは前哨戦で堅実にレースをしたアリストテレスが推しの武史騎手によってもしかしたら血統表の奥にいるトニービンの血に突如目覚めたりするとかあるかもしれないことを期待して、あわよくばコントレイルがだめだった場合に馬連を組んでおいた。オーソリティの単勝とうまく合わさればガチャが回せるであろう。

そういうわけで始まったレース、なんとハナに立ったのはアリストテレスであった。ラッキーライラックのノームコア暴走を思い出す武史騎手の奇手である。そこで親父の血が出るのか…(困惑)
これはオーソリティ勝ちの吉兆か!と色めき立ったのもつかの間、向こう正面で突然先頭に駆け上がったのはキセキだ。何だこのレースは。
めちゃくちゃな序盤・中盤を経て迎えた最終直線、人気馬たちは自分のレースに徹していた。キセキが暴れたことでできたスペースからオーソリティは前走通りの好位抜け出し、後ろから伸びる今年のダービー馬を封じたかと思った刹那、その横を通り抜けたのは飛行機雲であった。無敗の三冠馬は、自らの強さを顕示しながら唯一の上がり33秒台の末脚で駆け抜けてしまった。

あまりにも美しいラストランであった。お情けの馬単をいただいて収支は無事マイナスとなってしまったが、福永騎手の万感の涙がプライスレスである。いいものを見た。コントレイル産駒が楽しみだ。母父キングヘイローの法則はここにも当てはまるのかしらん。また福永騎手が乗ったら最高すぎるけど。あ、これが競馬という沼なのかな。



後日談


というわけで馬券でメジロドーベルを引くんだという思いは残念ながら叶わなかったわけだが、同時進行していたウマ娘の大会報酬で泣きのもう10連が引けたのだった。なんとそこでSSRの輝き…


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そうきたか~~~


来週はチャンピオンズカップでドーベルを引きます

(おじいちゃんクリスマスピックアップに変わったでしょ)


アディオス。