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かぐや姫より輝夜姫

本日は学生時代から成人して少しするまでの間に読んでいた名作のお話し。

コミュニティ活動中に聞こえていた「かぐや姫」という言葉。私の頭の中で「輝夜姫」に即変換され、そういえば輝夜姫もかぐや姫(竹取物語)からインスピレーションを受けている作品だったなと想いを馳せておりました。

輝夜姫

1993年~2005年まで白泉社から発行されているLaLaで連載されていた作品です。

赤ん坊のときに竹林に埋められていたのを発見されたという謎の過去を持つ少女・晶は、突然2人組の少年に連れ去られ、妖しき天女伝説が残る南海の孤島・神淵島へと連れて来られるが…!?壮大なスケールで贈る、愛と陰謀と復讐のSF巨編! 

話がクライマックスに向かって走る中、どんどん妖艶な魅力を魅せる晶から目が離せなくなり最後まで読破した作品。
神淵島に行き次々と明らかになる晶達の秘密が子どもの私には衝撃的で作中に時々ある過激な描写に毎回びっくりしながらも最後まで読み切りました。数十年前の少年少女向け作品って結構過激なものが多かったイメージがあります。良い時代に少女期を過ごせたことに感謝。

大人になった今でも記憶に残る作品です。
読み返したら子どもの頃には感じなかった感情が出てくるかもしれないので機会があれば全巻読み返したいです。